SV503 70ED とQHY5III485Cに定番とも言えるデュアル・ナローバンドフィルターで「普通に」電視観望をおこなってみました。
F6の70EDにクローズアップレンズNo4による×0.8レデューサーで合成F4.8、fl=336mmにしています。当日は月齢9、肉眼での限界等級2等+、透明度はまずまずで当方自宅としては良い条件と言えます。
まずは網状星雲
8s gain30 86stack zwo duo-bandフィルター

赤外のピントが甘い70EDですが、赤外域を通さないZWO duo-bandフィルターとの組み合わせではシャープな星像を示しています。ただし、485センサーはそれほど感度が高くないので、8秒露出ではあまりコントラストがつけられませんね。
ならば、と輝度の高いM8干潟星雲に行きます。
4s gain30 201stack zwo duo-bandフィルター
さらに輝度の高いM17オメガ星雲
さて、M20の青い反射星雲は出るか?
8s gain30 74stack zwo duo-bandフィルター
三日月星雲
8s gain30 50stack zwo duo-bandフィルター

あー、もうだいたいわかりました。ピクセル2.9μmの485センサーの感度ではF4.8の光学系はちょっと暗いのですかね。これがモノクロセンサーとかの高感度だとまた話は違ってくると思います。近日納品予定のSV305Mとの組み合わせで真価を発揮する?
ということで、今回はこれといったチャレンジはなく、ルーティン的に電視観望をおこなってみました!
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