「北八ヶ岳・小海 星と自然のフェスタ2021」の会場マップです。
このマップを見て自分が注目したのは、”星フェス特別料金”1000円で利用できる⑥星空サイト・キャンプサイト ですね。

今回も小海リエックス・ホテルが予約できなかったので車中泊を選択せざるを得なかったのですが、駐車場所が会場から遠いと徒歩での往復をひんぱんに行わなければならず、長時間ドライブ(片道11時間)に温存しておきたい体力的なコンディションを削られるのが心配でした。


とのことだったので、よっしゃ、車乗り入れ・車中泊可能ならここを利用するのが会場に一番近い、この利便性が1000円で手に入るなんて、遠方参加者に配慮してくれてるよね! と喜び勇んで出かけたものです(笑)。

と言うわけで、まず受付のテントでここの利用を申し出たのですが、なかなか話が通じなくて、最終的に「こっちでそこの受け付けはしてないみたいだから、ホテルのフロントに行ってください」と言われ、フロントに行くと「荷物の積み下ろしはできるけど駐車はできません」とのこと。えっ、話が少し違うのでは、と思いながら「それは利用者多くて駐車のスペースまではないってことでしょうか? 今利用している人数はどんなかんじですか?」って聞くと「こちらではそれは把握しません(強調)。場所はそこを利用する人どうし現場でゆずり合わせてください」とのことでしたので、これはダメだと思って利用はあきらめ、打ちのめされた気持ちで、けっこう離れた第三駐車場まで戻って駐車したものです(笑)。

後ほど、星空サイトに行って見ると、このような状況。
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思ったよりはすいているなあ・・・
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車がありますが、たぶんテントや機材の搬入中。搬入が終わったら車はサイト外に退出させないといけないルールのようです。

さて、せっかく星空サイトに来たのですから設置している機材を拝見して回ります。
おお、これはカウンターウエイトつきの巨大な双眼鏡!
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 フリーストップ? で使いやすそうです!

NJPにFS鏡筒(だったかな?)
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こちらの望遠鏡のオーナーの方とは少し話をすることができました。これらの高級機材で電視観望をおこなう、と言われていたような・・・後で拝見しに伺います、と言って結局行った時間が遅くなってその時は稼働されておらず、果たせなかったのが残念です。

ペットボトル・ウエイト、いいなあ!
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こちらは、ビクセン・スターブック!
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そして、ビクセン・スカイセンサー2000PC! 
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このゴツいコントローラーが懐かしいです!
こちらの方はASI385MCで電視観望する、って言っておられたような。星まつり会場でこんなに電視観望志向の方にお会いするのは今までなかったですね。この2年で大いに普及した感じです。

これは完全に”今風”のシステムアップ!
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で、ここでスカイウオッチャーBKP130ですね。
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と思っていたら、声をかけてくださる方が・・・
 けーたろさんや!

じつはけーたろさんとは少し前、Twitterにてショパン・コンクール関連の話題でやりとりさせていただいていたのです。


星より機材、と公言してはばからないけーたろさんですが、
けーたろ機材
(けーたろさんの機材群)
その精神は天文関係に留まらず、いろんなジャンルに波及しており、広い分野にわたっていろいろと面白い話が伺えました。天体観測地には望遠鏡関連以外にも下の画像のさまざまを持ち込まれていました。
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左下のバッテリーから電源が供給され、電子レンジも稼働していますね。
もちろんコーヒーを入れるセットも用意されており、
当たり前のようにコーヒーミルで豆から挽かれた
コーヒーミル
エチオピア産のそれが今までに飲んだこともないようなフルーティなやつで、個人的なコーヒーの定義を変えるぐらいの衝撃的な逸品であり、さらに銘柄の国ごとの特徴であるとかコーヒーの国際流通の昨今の状況であるとかを聞きながらの非常に贅沢でアカデミックな時間を過ごさせていただきました。

その後、オーディオや音楽の話にも発展しつつ、話題が尽きることはありませんでしたが、気が付けば辺りは暗くなってきており、けーたろさんの機材セッティングの時間を奪ってはいけないので退出させていただきました。

今回の小海星フェスでは人に会いに行くを最大の目的としておりましたが、リアルでは初対面のけーたろさんとお話しできる機会が持てたことは大変ありがたい経験となりました。その後、他にもいろいろな方々と深い話をさせていただくこともできましたが、こちらもまた別記事で紹介したいと思います!
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(昇りつつある月を見ながら、星空サイトを後にする)