前回の記事に引き続きドブ架台の微動装置を作っておりますが、今回は水平微動部分をミニ四駆のタイヤで製作します。
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タミヤのセットですね。タイヤ&ホイール×4で税込み616円と安いです。まあ、一個しか使わないわけですが(笑)。

タイヤにM4の蝶ネジを止めます。
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追尾台の方には穴を開けて
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裏からツメ付きナットを打ち込みます。
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これにより反対側からタイヤのついた蝶ネジをねじ込むことができます。
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さらにドブ架台の円形プレートを取り付けるとタイヤがその円周に接するようになります。
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これで完成! 作業時間は1時間もかかりませんでした。タイヤがテーパーになっていますので蝶ネジをねじ込むことで当たりのフリクションを調節できるようになっています。

実際の操作はこのような感じ。

動画で示していますように粗動のときはタイヤが高速で空回りしますので、粗動と微動の切り替えが基本的に不要で、この方式の大きな特徴となっています。減速比は約1:6.5と相当クイックですが、実際に地上の風景を見て確かめたところバックラッシュがほとんどないので操作性はかなり良いです。

ドブ架台の水平微動にミニ四駆のタイヤを使うアイディアは、もともと近内令一さんが発案されたものです。日本におけるドブソニアンの黎明期に、この方式の水平微動も含め、あえていろいろな機能を持たせた15㎝ドブソニアンを製作して使っておられました。その先見の明には改めて驚かされますね。改めましてこの場を借りお礼を申し上げます!

ともあれ、レイメイの名機RXA100の架台に垂直・水平・赤経の3軸微動が実現しております。
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これ、MAKSY60などの鏡筒を取り付けることもできますね。
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現行の「MAKSY GO」にこういう微動装置が付きますと初心者向け望遠鏡として最高のコストパフォーマンスを示すと思うのですけど、どうでしょう、SJさん!?