実は40年くらい前に冨田勲の影響でシンセサイザーに凝ってまして

さて、届いたL-8を使おうとしたのですが、やはりTEAC144の時代とは操作性が大分違いますね。やはりこれは「8チャンネルミキサーに8トラックMTRが付属している」という性格の機器だと思います。RYOさんのようなライブ配信の用途に最適化されてる感じです。
それの多重録音をTEACの144という4トラックのカセットMTRを使ってやってたのですが、これ当時175,000円もしたのですよね。
思い出深い品なので捨てられず、今でも押し入れの奥に眠っています(笑)。それなりに機能を駆使してやってたのですが、やはり4トラックの制限は大きく、せめて8トラックは欲しいなと思っていました。しかし、当時の8トラック最安機種は同じくTEACの80-8というオープンリールデッキ。
こいつがまた、80万円という、当時なら軽自動車が買える値段。さらに8トラックDBXのオプションもあったのですがこれをつけるとキッカリ100万というさらに買えるはずもない状況(笑)。
当時、デビューしたばかりの喜多郎のファーストアルバム「天界」はこの80-8を用いて録音されたそうで、そういう意味でも憧れの機材でした。
で、40余年の時が流れ、先日Twitterでフォローさせてもらっている天文楽者のRYOさん /JA1HSRさんがライブ配信用のミキサーとして「ZOOM LiveTrak L-8」をお使いになっていることを知ります。
やっぱりZOOM L-8が一番いい音ですね😇 pic.twitter.com/3nmjhQSGa8
— 天文楽者のRYOさん🔭 /JA1HSR (@HDV_blog) April 10, 2022
これ何かなー? と思って調べて見ると、何と8チャンネルミキサーに8トラックのマルチ・トラック・レコーダー(MTR)が付いていて、お値段は4万強と、物凄いコストパフォーマンスを発揮する機器と判明。一気に8トラックMTRへの憧憬がフラッシュバック!
それにしても、かつて80万もした8トラックMTRが1/20の価格ですよ。しかも音質の劣化のないデジタル録音で! 当然、一瞬にして取得しております(笑)。

さて、届いたL-8を使おうとしたのですが、やはりTEAC144の時代とは操作性が大分違いますね。やはりこれは「8チャンネルミキサーに8トラックMTRが付属している」という性格の機器だと思います。RYOさんのようなライブ配信の用途に最適化されてる感じです。
例えば一例をあげると、MTRには必須機能のはずの「ピンポン録音」(複数チャンネルを1つにまとめてトラック数をかせぐ)がそのままじゃできないのです。モニター出力をシールドでパッチングしてなおかつ録音チャンネルの出力をミュートする(じゃないとハウリング起こす)という裏技的な運用でやっとピンポン録音をおこなうことができました(ちなみに上の画像は1~4トラックを5トラックにまとめる作業の最中になっています)。
とまあ、少々の使いずらさはあるものの、やはり多重録音用の機器としての性能は充分。取りあえず操作の練習を兼ねて第一弾の録音をおこなってみました。ちょっとイレギュラーなアレンジになっていますけど、よろしければご笑覧ください!
学園ドラマの名作「ゆうひが丘の総理大臣」のオープニングテーマをフレットレスベースで弾いています。フレットレスはピッチが難しい反面、歌うような表現ができる強みはありますね・・・いや、そこまで弾けてないですが(笑)
さて、と。今後このL-8でいろんな曲を録音していきますよ。
40年前からは180°転換し、「No Synthesizers」にて!
コメント
コメント一覧 (2)
私は3トラックのMIXとSOUND PADだけです(^^
uwakinabokura
が
しました