ミニすばるJones-Bird光学系の電視観望における実用性を確かめます。

TANZUTSUの補正レンズによって、合成fl=320mmとなっているので、現状、5cmF6.2でしょうか。CMOSカメラは久々のQHY5Ⅲ485C。何でこれかと言うと31.7筐体のじゃないとピントが出なかったからです(笑)
架台はAZ-GTi、SharpCapによる画像処理なのはいつもと同じですね。あとCometBPフィルターを使用。ほぼ曇ってますけど星像だけは確認したいので晴れ間を探して強引に行きます。
はくちょう座のサドル星付近。
sadr 8s gain40 12stack cometBPfilter
中央
しかし周辺は・・・
月のような面積体でも全然シャープ感がないですね。
いや、ピントはちゃんとバーティノフで合わせているしな・・・
TANZUTUSUのJones-Bird光学系は焦点距離を2.2倍にする設定みたいなのですが、ミニすばるでは、その補正レンズを5cmF4球面鏡に使っているものの「成り行き」で1.6倍程度の拡大率に留まっているので、その辺の最適化が必要になるかも知れません。
で、別の日に補正レンズをはずした5cmF4状態で電視観望してみています。
回転ヘリコイドが動かないようにテープ止め(笑)。
星像を見ます。まずは中心像
周辺(右上の星像)
でもまあ、あんまりよく写らないんですよね。
M17 gain40 4s 33stack CometBP filter
まあ、このままでは電視観望には使えませんな。鏡筒トラス部分をもうちょっと長めに3D印刷し直して、Jones-Bird光学系や筒外焦点の最適化をおこない、眼視用とするのがいいかもしれないですね。
ミニすばる望遠鏡はまだまだ変遷していきますよ!
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