今日はまずこれ、大人気の一品
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そらさんの「俺のパノップがこんなに見えるわけない」(笑)・・・・(だったかな?)
残念ながら、実際に覗かせていただく機会がなかったですが・・・・・

DJさんのミザール4cmF20コロナ型。


おそらく、今回の最小口径。
しかしF20のシャープな光学系は、4cmとは思えない木星のイメージを見せてくれました。
(いや、もともと4cmって限界性能まで行けば、これくらい見えるものなのかもしれないですが・・・・)

そして、DJさんのアストロ光学ロイヤル6cmF20(フードの白いほう)と、当方の五藤光学二吋半望遠鏡6cmF20。DJさんのご厚意で同架させていただき、サイドバイサイドでの比較をすることが出来ました。
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五藤のほうは、マイスターDJ師匠ご本人が光軸調整中。

木星での見え味比較では、結論から言うと
「どちらも良く見える。あまり変わらない(笑)」でした。
無理やり違いを言うと、五藤はやや寒色系、アストロは暖色系の色に見えた、ってぐらいでしょうか。
「そのまま双眼にしちゃえば? 」って声も聞かれました。

さらにDJさんのアストロ光学ロイヤル73


これは6cmのワングレード上ですが、これまた素晴らしい木星像を見せてくれました。
これ、本当に「異常に」よく見えるんですよ。
昔のFの長いアクロマートは素晴らしいですね。鏡筒が長くて取り回しにやや難あり、という一点を除けば、アポ系の鏡筒に何ら劣る部分はないです。

このほかにもニコンの8cm屈折とか




五藤のマークXとか


憧れ&なつかしの機材たちの姿も!


で、これらの古スコ系統が集まっていたのは、パターゴルフ場のほうですね。
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画面中央やや左には、tamakiさんの名機「スケルトン」の姿も見えます。


さて、「双望会」なので、双眼関係も少し。

まずは手前味噌ですが、当方のコスモキッズ双眼。


反射双眼としては最小クラスのものになると思います。
もともと「ウケ狙い」で製作したものですので、一応見える形にはなっているのですが、その後の改良がほとんどなされず(笑)。使いにくい状態をキープし続けてます。そろそろ鏡筒を作り直そうかな、とは思っているのですが・・・

これは何と、カメラレンズを対物として使用し、EMS部分を自作して作られた、土屋さんの作品
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この形式はすぐ思いつきそうなのですが、実現するとなると、様々なハードルを越えることになるでしょう。
前例のないところから形を作っていく、フォロンティア精神に脱帽です。
土屋さんご本人もイカの塩辛の自作など多趣味な方で、そういうところからこういう実行力が出てくるのかなあ、と思いました。

もちろん松本式純正EMSを使った双眼も数多くありました。


これは代表格とも言える、中野さんのED-114SSビノ。
木星を見せてもらいましたが、コントラストや像の切れ味が凄いですね。
これ一本あればリッチフィールドから惑星までオールラウンドに楽しめるでしょう。

その他の松本式ビノも熟成の域に達しつつあり、その完成度の高さはサミット初期の双眼望遠鏡「黎明期」からすると隔世の感があります。

そして、この口径で満足できなくなると、画面中央付近の黄色い望遠鏡↓
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の世界が待っていますが、最近はこの現象を「~ウイルスに感染」などと、被害者だか加害者だかわからないような言いまわしで表現するらしいです(笑)

・・・・続く!