SR5mmを新たに入手しました。
今回はブランド物ですよ、ブランド物。
もちろん、「スリービーチ」です!
これは1982年の広告。
ここの左上の部分にアイピースが載ってますね。
SR5mmは1700円か・・・・
さて、まずはちゃんと焦点距離が5mmになってるかどうか・・・
昼間に電柱をコリメート撮影。
これが、3BのSR5mm
これがカートンOr6mm-A
倍率の割合から言うと、焦点距離は5mmで間違いないようですね。
で、相変わらず、お約束のように視野は狭いです(笑)。
(ちなみに、手ぶれなどで、この写真はまずいけど、眼視ではもっとシャープに見えてます)
さて、夜になって木星を見てみたら・・・・おおう、無茶苦茶シャープだ、そして
何と、木星の大赤斑が見えているではありませんか!
(114mmF8ニュートン 180倍)
ただ、少々フレアが出るのでコントラストはOrと比べると、わずかに落ちます。
それに、視野中央をはずすと、輪郭に色収差が出てきますが、十分に実用性のある惑星像を見せてくれましたよ!
まあ、早い話、f-4mmや、ケンコーのSR4mmと全く同じパターンですね。
ただ、違うのはこの2つが実質6mmの焦点距離で150倍止まりなのに対し、
SR5mmは掛け値なし、180倍を発揮する、ということです。
だから、SR5mmのほうが、倍率が高い分よく見えるのです。
いや、下手をしたらOr6mm-A、150倍や、Or4mm225倍よりよく見えてるかもしれない・・・・
150倍じゃちょっと小さいし、225倍ではクリアさが失われる・・・口径114mmで対象が木星の場合、180倍が最適倍率なのでしょうかね。
なんだか今後、木星観望にはこのSR5mmを使っていきそうな予感がしてきましたよ・・・・
何というか、「実用品」だ(笑)
こうなると、3BのSR4mmも欲しくなって来ましたよ・・・・・
今回はブランド物ですよ、ブランド物。
もちろん、「スリービーチ」です!
これは1982年の広告。
ここの左上の部分にアイピースが載ってますね。
SR5mmは1700円か・・・・
さて、まずはちゃんと焦点距離が5mmになってるかどうか・・・
昼間に電柱をコリメート撮影。
これが、3BのSR5mm
これがカートンOr6mm-A
倍率の割合から言うと、焦点距離は5mmで間違いないようですね。
で、相変わらず、お約束のように視野は狭いです(笑)。
(ちなみに、手ぶれなどで、この写真はまずいけど、眼視ではもっとシャープに見えてます)
さて、夜になって木星を見てみたら・・・・おおう、無茶苦茶シャープだ、そして
何と、木星の大赤斑が見えているではありませんか!
(114mmF8ニュートン 180倍)
ただ、少々フレアが出るのでコントラストはOrと比べると、わずかに落ちます。
それに、視野中央をはずすと、輪郭に色収差が出てきますが、十分に実用性のある惑星像を見せてくれましたよ!
まあ、早い話、f-4mmや、ケンコーのSR4mmと全く同じパターンですね。
ただ、違うのはこの2つが実質6mmの焦点距離で150倍止まりなのに対し、
SR5mmは掛け値なし、180倍を発揮する、ということです。
だから、SR5mmのほうが、倍率が高い分よく見えるのです。
いや、下手をしたらOr6mm-A、150倍や、Or4mm225倍よりよく見えてるかもしれない・・・・
150倍じゃちょっと小さいし、225倍ではクリアさが失われる・・・口径114mmで対象が木星の場合、180倍が最適倍率なのでしょうかね。
なんだか今後、木星観望にはこのSR5mmを使っていきそうな予感がしてきましたよ・・・・
何というか、「実用品」だ(笑)
こうなると、3BのSR4mmも欲しくなって来ましたよ・・・・・
コメント
コメント一覧 (6)
双望会で、私のエイコーSR5mm内部艶消し塗装アップ品と比べっこしましょう。
双望会が2泊じゃ足りないかもしれませんね。(笑)
「木星の場合、180倍が最適倍率なのでしょうかね」とありましたが、
口径の1.5倍ぐらいなので、光量が少ない10cmでの木星では適正なのでしょう。
私の85mmF9の反射も、木星では5mm~6mmをよく使います。
土星なら口径の2倍でもOKなのですが・・・
uwakinabokura
が
しました
3Bってけっこう真面目な販売店だった気がします(・・・・って過去形にしちゃいけないですね。確か今も健在だという話ですが)。
エイコーとの対決は楽しみですね(笑)。
最適倍率は、いろんな条件によって変わってくるでしょうから、SR系で、いろんな焦点距離を「隙なく」固めたいものです(笑)。
uwakinabokura
が
しました
このブログは前から興味深く読ませていただいています。
大変面白く、かつ勉強になります。
また、スリービーチのファンだったので嬉しくなりました。
さてこのSRの件ですが、
自作で15ミリのSRを作って、3枚玉か4枚玉の高級3倍バーローと組み合わせて180倍を出せば、合成Fが24になるので、周辺の
像質も改善され、またアイポイントも遠くなって見やすいのではと
思いつきましたがどうでしょう?
自分の望遠鏡は20センチF5なので、両凸レンズで20ミリのSR
を作り最近買ったES社の4枚玉5倍バーローをかませて250倍で
見てみようと思ってます(今はUW-20ミリを使っていて不満は
ないのですが、もしかしたらもっとシャープに見えるかも?)
4枚レンズのオルソ/プローセルよりも3枚のケルナー(谷)が
中心はよりシャープだという記事を最近読みました。さらに昨日は
2枚構成のMHがケルナーに勝ったという記事を読みました。
レンズ枚数の少なさがシャープさを生む。逆転の発想ですね。
uwakinabokura
が
しました
当方ブログをごらんいただき、ありがとうございます。
何と、SRアイピースの自作ですか! 実験結果にとても興味があります。ぜひ実行されたら教えてください。
ある方に伺ったところ、アイピースの設計上、中心付近の像をシャープにするだけなら、それほど難しいことではないそうです。
「一転豪華主義」が自作の特権でもありますので、構想の簡単な2群2枚のラムスデンやハイゲンスで、とんがった仕様のアイピースを作るのも面白いかもしれませんね。
個人的には、Fの長い鏡筒にアッベオルソを使ったときの見え方が一番好きなのですが・・・・・
uwakinabokura
が
しました
お返事ありがとうございます。
SRの自作ですが、
知識も技術も無いので、設計から・・・というのは無理で、
20ミリの「F」アイピースをオルビスで買ってきて
レンズ間をせまく組み直せば18ミリぐらいのSRになるんじゃないかと思ってます。やってみます。(15ミリを自作するのはウデがいりそうです。)
広角アイピースなら80度超えの2インチサイズほどのもの
(3群3枚)を作ったことがあるんですが・・・(他人の作例を真似して)
uwakinabokura
が
しました
当方もそういうのは良くやってて、9割方失敗して、「悪い見本」になっているのですけど、上手く行った時は最高です。いずれにせよ、実行したことは成功でも失敗でも何らかのデータにならると思うので、ブログに載せるようにしています。
ネット上で「 既成部品を別目的で流用した実例集 」みたいなものがあればとても役に立つはずです。
ケンコーのクローズアップレンズをTマウントに組み込んで、写真用のレデューサーを作る方法は、かなり普及しているみたいなんですが、これを考えて公開した人は素晴らしいと思います。
SR製作、がんばってください!
uwakinabokura
が
しました