ローコスト・アイピース徹底比較!(笑)

本日は、これ、



MIZARのNR5mmです!

MIZARと言えば、かつての普及型望遠鏡メーカーとして華やかな時代がありましたよね。
僕も最初の望遠鏡は、名機「H-100型」でしたし。
しかし、今は落日の感が否めなく、とても残念です。

そして、このNR5mmも怪しさ満載の一品となっております!

まず、「NR」の意味がわかりません(笑)
・・・・ニュー・ラムスデン・・?

裏側から見ると、眼レンズより視野レンズのほうが径が大きい気がします。




ハイゲンス系かなとも思いましたが、視野レンズのゴミがよく見えるので(笑)、やはりラムスデン系かな?

114mmF8ニュートンで、月を撮影してみるとこんな感じ ↓

f4716642.jpg


まあ、不満のない見え方ですね(右上の黒いのがアイピースのゴミと思われます)。

3B SR5mmでの画像  ↓

a02a0921.jpg


と比較すると、視野がだいぶ広いですね(ただし、写真を撮ろうとするとブラックアウトが発生しやすい)。

しかし、倍率がちょっと低い気がしたので、SR5mmが焦点距離5mmと仮定し、画像から計算してみると
だいたい、5.7mmくらいの焦点距離と思われました(笑)。
四捨五入したら、NR6mmですね。
いや、このクラスでのお約束と言うか、何というか・・・・・(笑)

火星も見てみましたが、極冠や表面の模様(大シルチスがこっち向いている時間帯?)が確認できました。

これも、「f」や「SR」と同様、惑星用アイピースとして十分実用性のあるものだと思います。

3BのSR5mmなんかは、中古でしか手に入らないけど、MIZARのNRは「現行商品である」、というのが大きなアドバンテージですね! (でも、アイピース単品では売ってるのを見たことないです。付属アイピース限定? なのかな)