クエーサーですが、経緯台のフォークに鏡筒を取り付ける部分の金具がこうなってます。
この金具には浅い穴があって、この穴にフォークの左右からネジで締めこみ、いわば 「点」 で固定する方式です。
ただ、これには問題も多く、きつく締めこむとガタはなくなるのですが、鏡筒に直接力がかかって、縦長の楕円に変形してしまいます。しかも、その状態だと、微振動がビヨヨヨーン! って感じで収束するのにたっぷり10秒はかかり、とても使いづらいのです。
そこで、あまり締めこまないようにして、わざとガタを残すと、微振動の収束は速いのですが、今度は上下微動の挙動がおかしくなってしまう(回せど回せど動かなかったりとか・・・・・)。
そこで、この辺を解消すべく考えてみました。
・・・・現状では鏡筒を「点」で締め込むんで、いろいろ無理がある、これをせめて「線」で支えられたらいいかな?
で、
フォークのネジを、この状態から
1cmくらい長いのに交換。
これだと、鏡筒内にネジが突き出す格好になりますが、
10cmの口径なら何とか光路遮蔽を起こさずに済みそうです。
ただ、そのままだと金具に突き当たって、ますます鏡筒を変形させることになるので、思い切って穴を貫通させてしまいます。
これで鏡筒に取り付けると、
なかなかシンプルな形に。
予想通り鏡筒内には、はみ出してますね。
さっそく使ってみると、今までとは剛性感がまるで違ってきました。
上下微動のクランプ効きも良いし、バックラッシュもありません。
上下方向の振動は少し残ってますが、これはもう実用レベル。
今回の改造をもって、この40年前の望遠鏡が、
現役での使用に耐えうるレベル
になったと言い切っていいでしょう!
当然、当方の「自宅惑星観望メイン機器」に昇格しております!
しかし、向上の余地は残っているので、「究極の10cm反経」を目指し、クエーサーの改造はまだまだ続きます!
この金具には浅い穴があって、この穴にフォークの左右からネジで締めこみ、いわば 「点」 で固定する方式です。
ただ、これには問題も多く、きつく締めこむとガタはなくなるのですが、鏡筒に直接力がかかって、縦長の楕円に変形してしまいます。しかも、その状態だと、微振動がビヨヨヨーン! って感じで収束するのにたっぷり10秒はかかり、とても使いづらいのです。
そこで、あまり締めこまないようにして、わざとガタを残すと、微振動の収束は速いのですが、今度は上下微動の挙動がおかしくなってしまう(回せど回せど動かなかったりとか・・・・・)。
そこで、この辺を解消すべく考えてみました。
・・・・現状では鏡筒を「点」で締め込むんで、いろいろ無理がある、これをせめて「線」で支えられたらいいかな?
で、
フォークのネジを、この状態から
1cmくらい長いのに交換。
これだと、鏡筒内にネジが突き出す格好になりますが、
10cmの口径なら何とか光路遮蔽を起こさずに済みそうです。
ただ、そのままだと金具に突き当たって、ますます鏡筒を変形させることになるので、思い切って穴を貫通させてしまいます。
これで鏡筒に取り付けると、
なかなかシンプルな形に。
予想通り鏡筒内には、はみ出してますね。
さっそく使ってみると、今までとは剛性感がまるで違ってきました。
上下微動のクランプ効きも良いし、バックラッシュもありません。
上下方向の振動は少し残ってますが、これはもう実用レベル。
今回の改造をもって、この40年前の望遠鏡が、
現役での使用に耐えうるレベル
になったと言い切っていいでしょう!
当然、当方の「自宅惑星観望メイン機器」に昇格しております!
しかし、向上の余地は残っているので、「究極の10cm反経」を目指し、クエーサーの改造はまだまだ続きます!
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