クエーサーの上下微動、鏡筒との連結部分は今こんな感じになってます。
ネジをひとまわり太いW3/8に交換。ちょっと動きをはかどらせてみました。
(といっても、まだウオームギア換算で1880枚程度)
ノブにはペットボトルのキャップを採用。
これは意外に回しやすいです。
そして、キャスターに元々ついていたボールベアリングを入れました。
これにより回転がスムーズになって、微動操作時の水平振動をかなりなくすことができました。
(後々、四角い金具の出っ張りを切らないと邪魔ですね)
キャスターの「車軸」もM5ネジに交換して、締め付け、ガタをなくしています。
これらの改造で、かなりいい線までもってくることができました。
「究極の10cmF10反経」まで、あと少し、というところです。
*****
さて、別の話が長くなりましたが、今日のテーマはビクセンLVアイピースです。
僕が今持ってるのはこの二本。
4mmと2.5mmです(もともとは、fl=300mmのコスモキッズで高倍率を出す目的で入手したもの)。
LVの特徴は、何といってもスマイスレンズの内蔵により、短焦点アイピースでも長いアイレリーフがとれる、と言う点につきます。しかし、像質はオルソなんかよりやや劣る、って言うのも通説になっています。
僕自身も、知人にLVアイピース一式を借りて、オルソと惑星の見え方を比較し、「明らかに劣る・・・・」と同じ結論に達しています。
しかし、それはF4~5のニュートンでの検証でした。
今回、10cmF10にLVつけてみたところ、事情が全然違っていたのです。
結論から言うと、10cmF10のニュートン反射で惑星を見た場合
LVはアッベオルソにほとんど遜色ない見え味を示す!
です。
いや、実際にはオルソと比べて、本当にほんのわずかにキレが落ちるのですが、「ひょっとして気のせい? 」って程度。よく見えます。
LV4mmによる250倍は、10cmF10にベストマッチ、土星のカッシニは楽勝で、本体の階調も美しく味わえます。
LV2.5mmによる400倍では、さすがにコントラストが悪くなってきますが、像は破綻せず、とにかく惑星を大きく見たい! という欲求にこたえてくれました。
そして、LVの最大のメリット、アイレリーフが長いのでとにかく覗きやすいです。
素人の方に見ていただくためのアイピースとしてはもう、これしかない、って感じですね。
ビクセンLVの真の実力、侮りがたし! でした!
ネジをひとまわり太いW3/8に交換。ちょっと動きをはかどらせてみました。
(といっても、まだウオームギア換算で1880枚程度)
ノブにはペットボトルのキャップを採用。
これは意外に回しやすいです。
そして、キャスターに元々ついていたボールベアリングを入れました。
これにより回転がスムーズになって、微動操作時の水平振動をかなりなくすことができました。
(後々、四角い金具の出っ張りを切らないと邪魔ですね)
キャスターの「車軸」もM5ネジに交換して、締め付け、ガタをなくしています。
これらの改造で、かなりいい線までもってくることができました。
「究極の10cmF10反経」まで、あと少し、というところです。
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さて、別の話が長くなりましたが、今日のテーマはビクセンLVアイピースです。
僕が今持ってるのはこの二本。
4mmと2.5mmです(もともとは、fl=300mmのコスモキッズで高倍率を出す目的で入手したもの)。
LVの特徴は、何といってもスマイスレンズの内蔵により、短焦点アイピースでも長いアイレリーフがとれる、と言う点につきます。しかし、像質はオルソなんかよりやや劣る、って言うのも通説になっています。
僕自身も、知人にLVアイピース一式を借りて、オルソと惑星の見え方を比較し、「明らかに劣る・・・・」と同じ結論に達しています。
しかし、それはF4~5のニュートンでの検証でした。
今回、10cmF10にLVつけてみたところ、事情が全然違っていたのです。
結論から言うと、10cmF10のニュートン反射で惑星を見た場合
LVはアッベオルソにほとんど遜色ない見え味を示す!
です。
いや、実際にはオルソと比べて、本当にほんのわずかにキレが落ちるのですが、「ひょっとして気のせい? 」って程度。よく見えます。
LV4mmによる250倍は、10cmF10にベストマッチ、土星のカッシニは楽勝で、本体の階調も美しく味わえます。
LV2.5mmによる400倍では、さすがにコントラストが悪くなってきますが、像は破綻せず、とにかく惑星を大きく見たい! という欲求にこたえてくれました。
そして、LVの最大のメリット、アイレリーフが長いのでとにかく覗きやすいです。
素人の方に見ていただくためのアイピースとしてはもう、これしかない、って感じですね。
ビクセンLVの真の実力、侮りがたし! でした!
コメント
コメント一覧 (2)
分からなくなってくることがあります。
ぱっと見たときには、差があるように感じていたところが、何度も見比べている内に、
「最初悪く感じた方のアイピースだって同じくらいの見え方じゃん」ってなるんです。
特にB級のアイピースに多いような感じがします(笑)
まぁ、B級アイピースなんてどんぐりの背比べのようなもので、
その差を一生懸命見ようとしているのが間違っているのかもしれませんが(笑)
uwakinabokura
がしました
しかし、LVのような価格が1万を超えるようなアイピースは、B級カテゴリーとは言えないでしょうね。
視野中心のシャープネスのコストパフォーマンスは、3B・SR5mmあたりの圧勝と思われます(笑)。
uwakinabokura
がしました