クエーサーの経緯台が分解改造中なので、「とりあえず仕様」で、SP赤道儀に載せてみました。



バランスウエイトの位置を見てもらうとわかるのですが、結構、鏡筒が重いんですね。
昔の鏡筒だから鉄板が少し厚いみたいです。

さて、これで火星や土星を見てみましたが・・・・・やっぱり赤道儀は使いにくい!!

以下、その使いにくさを列記すると(笑)

1. 鏡筒を向ける位置によってクランプや微動の位置が変わるので、探さないといけないし、ヘタすると指はさんだりして(笑)、いやになる。

2. 接眼部がいろいろ変な方向に向くので、(ニュートン式では)いちいちバンドをゆるめて鏡筒回転をしなければならず、そのときに極軸がズレたりする。

3. 経緯台と比べると重いし、重心が変な位置にあって持ちにくい。

唯一、いい点は、赤経微動だけで一軸追尾できることですが、これは素人の方に見せるときは便利なんだろうけど、自分で使ってる分にはほとんど関係ない。
むしろウォームギアの減速比が144:1と低いので、微動が重く感じて、いやになる(笑)。

とは言うものの、1~3とも、慣れればどうってことないんでしょうね。
「お前の使い込みが甘いのじゃ! 」と言われれば、それまでな気もします(笑)。

しかし、やはり個人的には、ニュートン反射は上下微動棒方式の経緯台が一番使いやすいです。
何といっても、接眼部と、上下・水平微動の位置関係がほとんど変わらないのがいいですね。

昨日作った木製経緯台も、もうちょっと手直ししてみるかな・・・・とか考えてる間にGW終わっちゃった!!