さて、夜半になって晴れたので、下弦の月でフィルターのあるなしを検証してみました!

まず、こっちがフィルターあり↓
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そしてフィルターなし↓

7251ebb5.jpg


違い、わかりますか? わかんないですよね?
というわけで、フィルター採用決定!・・・・・・・ではなくて・・・・・・・

実は、画像では全く分からないのですが、眼視で見た場合、
コントラスト、シャープネスともに少し落ちます。
何回もつけたり外したりして見ました。
また、なぜか付け外しによりピントがわずかに移動するのが不穏な感じ(笑)

月でこれだから、惑星だともっと差が大きいでしょう。

いや、よく見えるんですよ、フィルター付きでも・・・・
しかし、この望遠鏡は「究極の10cmF10」を目指してますので、像の劣化が明らかに認められる以上、残念ながらカメラ用フィルターの採用は見送らざるを得ないですね。

もっと高精度の平行平面ガラスがあれば問題ないのでしょうけど、カメラ用フィルターの時点で、結構な値段がするので、これより高性能なものとすると、きっと法外に高価なのでしょう。

それだったら、大径の斜鏡の中央に穴を開けて第一ミラーとし、マーチン式にした方がいいような気がします。
光軸修正が楽な分。

しかし、ニュートン式としては、「斜鏡の小径化」と「スパイダーを薄型化」あたりで手を打った方がトータル性能が高い気がしてきました。