円形の斜鏡金具については、大学時代に天文サークルの先輩が独自に開発してました。
これが現物。
主鏡に内接し、斜鏡に外接する円形に作られています。エイコーの方式とは少し違います。
「光条が出ない! 」ということで、サークル内での自作ニュートンは全てこの形式になりました。
メーカー製の3本スパーダーとかの鏡筒を使ってた人たちは、「光条が出た方が、星らしくて、いい! 」とか言ってましたけど、自作派の我々としては「負け惜しみ言ってるなー」とか思ってました。
円形金具時代はしばらく続きましたが、ある時、同級の奴が、スパイダーの影響について実験し、
「円形金具の場合、光条は星の周りに平均的に出ているだけ」と検証しました。
(はっきり覚えていませんが、二重星の検出なんかも劣っていた気もします)
そして、円形金具の自作はサークル内で一気に沈静化しました。
何も考えずに追従してた僕もやめました(笑)。
望遠鏡自作も熱い時代でしたね。
今考えると、その先輩も同級の奴も素晴らしいと思います。
チャレンジと検証の大切さを教えてくれる話です。
僕の目的は「惑星をきれいに見る」ことなので、プロテクトフィルターも円形金具も実際の形にして、試してみるべきでしょうね。
***
金星が「明けの明星」になってきましたね↓
これが現物。
主鏡に内接し、斜鏡に外接する円形に作られています。エイコーの方式とは少し違います。
「光条が出ない! 」ということで、サークル内での自作ニュートンは全てこの形式になりました。
メーカー製の3本スパーダーとかの鏡筒を使ってた人たちは、「光条が出た方が、星らしくて、いい! 」とか言ってましたけど、自作派の我々としては「負け惜しみ言ってるなー」とか思ってました。
円形金具時代はしばらく続きましたが、ある時、同級の奴が、スパイダーの影響について実験し、
「円形金具の場合、光条は星の周りに平均的に出ているだけ」と検証しました。
(はっきり覚えていませんが、二重星の検出なんかも劣っていた気もします)
そして、円形金具の自作はサークル内で一気に沈静化しました。
何も考えずに追従してた僕もやめました(笑)。
望遠鏡自作も熱い時代でしたね。
今考えると、その先輩も同級の奴も素晴らしいと思います。
チャレンジと検証の大切さを教えてくれる話です。
僕の目的は「惑星をきれいに見る」ことなので、プロテクトフィルターも円形金具も実際の形にして、試してみるべきでしょうね。
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金星が「明けの明星」になってきましたね↓
2022年1月9日追記
円形の斜鏡金具で実際の光条がどう出るかをHIROPONさんがMaskulatorにてシミュレートしてくださいました!
簡単に試してみましたが、かなり目立たなくはなりますね。写真に使うのだと、もう少し散らし方に工夫が必要そうですが……。ただまぁ、そこまでして光条を目の敵にしなくてもなぁ、という気もします(^^; pic.twitter.com/CnCvCRwoji
— HIROPON (@hiropon_hp2) January 9, 2022
このM27様の光条(?)なら普通に十字に出た方がカッコいいですね(笑)
天体写真には不向きな気がします。
HIROPONさん、ありがとうございました!
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