レンズレス・シュミット・ニュートンの鏡筒を作り直します。

鏡筒分割式とかいろいろ考えましたが、今回はシンプルに「一本物」で。



1.1mの「スパイラル紙管」を使います。

接眼部用にホールソーで穴を開ける!

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紙なんですぐ開きますね。鉄板みたいにうるさくもないし(笑)やりやすいです。

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穴の内側を、サンドペーパーの切れ端できれいにして・・・・

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接眼部用のビス穴も開け、

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接眼部を取り付け!

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そして、斜鏡金具を取り付け、さらに斜鏡調整のとき手を入れるための穴を開けます。

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LSNでは、絞りが鏡筒の先端にあるため、筒先が非常に長くなります。
ですので、こうしとかないと光軸調整がすごくやりにくくなるのです。

で、鏡筒バンドを介して、ポルタ経緯台に取り付けると!



かなりエキセントリックな感じの望遠鏡になりました。 しかも・・・!

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上下軸と接眼部を「同軸」にして組んであるので、高度が変わっても接眼部の高さが変わりません!

この状態は、そうです!

あの山崎式になります!
したがって、今回、

期せずして

「レンズレス・シュミット・ニュートン・山崎式
(笑)」
を作ってしまったことになります。

うーん、これは良像範囲の広さと、山崎式ならではの取り回しの素早さを生かし、コメット・シーカーとして
「彗星捜索」も可能ですかね!


・・・それはともかく
今日は曇っているので、星像テストはまた機会を改めて、かな。
楽しみです!