50cm望遠鏡は惑星も非常に良く見えるのですが、現状はフリーストップ架台なので、倍率は200倍くらいにとどめています。
しかし、あまりにも良く見えるものですから、500倍くらいでも運用したくなってきました。
こうなると日周運動の追尾が必要になります。

50cmクラス搭載可能の赤道儀、ということになるとアマチュアレベルをはるかに超えてしまいますので、やはりポンセット・マウントの採用と言うことになるでしょう。

先日の双望会でもポンセットは見ることができました。

まず、こういうやつ。

3bbd6a50.jpg


星見屋.COMのぐっちさんが提供して、KIKUTA「兄貴」がゲットした、非常にコストパフォーマンスの高いポンセット・マウントです( http://hoshimiya.com/?pid=50581047 )

542dccb4.jpg


これは、このように3点式になっていて、南側に極軸の支点が1箇所、北側の西側がモーターによるフリクションドライブ、東側がスライドレールになっているシンプルな構造です。

この形式、一番作りやすいパターンなのですが、極軸の回転中心が地面に近く、鏡筒の振れが大きくなってしまうのと、3点支持なので、三角形の「辺」の方向に倒れやすいのが、50cmクラスの望遠鏡には不安材料となります(当方の50cm望遠鏡は現在総重量90kgぐらいで、しかも、今後どんどん装備を追加する予定)。

やはり、酒居さんの作例に代表される、4点支持のものが安定感がありますね!( こちらはサミット時代、双望会ではありません )


http://park12.wakwak.com/~sakai/StarWatching/Poncet/index_j.html(酒居さんのサイト)
しかも、これはモーターが北・東と北・西の両方にあって、同速度で追尾しています!
(後日、それらをシンクロさせるやり方について直接教えていただいたような気がしますが、とてもできそうにありませんでした・・・・・・)

やはり50cmクラスの搭載にはこの「4点方式」でしょうか。

とりあえず、モーター駆動は置いておいて、タンジェント等での手動追尾による「赤経微動扱い」でもいんですけどね(笑)。


さて、双望会ではこんなポンセットも・・・!

b98c4f5f.jpg



これは田中さんの38cmドブソニアンですが、ご覧のように非常にコンパクトに作られた金属製の自作ポンセットに載っています。

特筆すべきは、その運用方法で、導入支援装置( スーパーナビゲーター、だったかな? )と、ポンセットを併用されています。
普通、経緯台式の架台に導入支援装置をつけ、それを恒星時追尾をしているポンセットに載せると、支援装置が計算した高度と方角がずれていってしまうはずなのですが、この機材では
「1回ごとの天体導入時に、ポンセットを水平状態にリセットする」
というやりかたで、この問題を解決していました! 素晴らしい発想だと思います。


ちなみに「 ポンセット・マウントとはどんなもので、どういう形式があるか? 」はこちらの方のサイトに詳しいです。http://www.eonet.ne.jp/~mksasa/