今日は、エレキギターのネタ。

フェンダー・ジャパンのストラト、ST57-140YMです。

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これ、イングヴェイ・マルムスティーン・モデルなので・・・・

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ヘッドにはイングヴェイのサイン(印刷)が入っていて・・・・

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指板は当然スキャロップ(フレットの間がえぐりとられているやつ)で、あと、ピックアップがディマジオHS-3だったりする、わたくしのようなイングヴェイファンにはたまらん仕様なのですが・・・・・

残念ながら、ネックがそってしまっています・・・・・・

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ちょっと分かりにくいですが、順ゾリ、ってやつで、ハイポジションの弦高が高くなってて弾き難いんですね。

ネックが順ゾリしてくると、トラスロッドという部品を締めこんで調整します。



そのためにネックをはずします

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ところがこのギターの場合、すでに限界までトラスロッドを締めこんでいて(ナットの頭が引っ込んでいる)、

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これ以上調節できないのです。このような場合、下図のようにワッシャをかませて、調整のストロークをかせぐようなので



やってみました! ナットをはずしますと

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ネジの切られたロッドの末端が見えるので

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ここにワッシャを入れる・・・今回は2枚入れてみました

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・・・・で、ねじ込もうとしたら、ワッシャの穴が少し小さくてロッドのネジがとおらなかった・・・・・

なので、ルーターで穴を少しひろげ・・・・

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(左がひろげたやつ)

めでたく組み込んで、ネックの調整が可能になりました!
締めこんでネックのソリを直し、ハイポジションの演奏も快適に!

・・・・・だからって、腕が上がるわけでもないですけど(笑)