まだまだ企画倒れの懸念が消えない「 50cmグレゴリー・ナスミス 」ですが、この辺で完成想像図のラフ・スケッチをブチ上げてしまいます(笑)。


本来は専用設計のトラス鏡筒を与えたいところですが、現状のニュートン式の運用といつでもスイッチできるように、鏡筒耳軸部から上を差し替えて使う予定です。ニュートン式の時より50cmくらい鏡筒が長くなるかな・・・?
副鏡加圧システムは一応搭載予定。実際の星像を検証し、ダメなら76mm副鏡に、それもダメなら、楕円面副鏡を自分で研磨・・・かな( この事態だけは避けたいのですが 笑 )
 
イレクターを使った3本トラスで、副鏡ホルダー( 及びバッフル )のスパイダーを兼ねています。3本トラスですが120度ではなく90度に配置して、スパイダーの光条を4本に抑えます。バッフルとイレクターの結合部分はもう少し工夫が必要かもしれないですね。先端部分の重量によっては剛性が不足するかも。

バッフル先端には80mmの絞りを入れてコントラストを向上させ、50mmのナスミス鏡で光束を鏡筒外に導き、塩ビ90度エルボー内に置いた70mmの斜鏡で、対象天体に対して90度正立対空の角度を得ます。

合成F20~25、fl=10,000~12,500mm(!)の予定ですので、4インチ200~150mm程度のアイピースを自作して、100倍以下の倍率は得たいですね。手元に、D=80mm fl=400mmのアクロマートが2枚ありますので、これでプローゼルを作るか、100円ショップの10cm虫眼鏡を加えてエルフレ構成にするか、というところです。その場合、イメージサークル的に大丈夫かな? という部分もあります。

 あと、先端にカウンターウエイト置かないとバランスが合いそうにない、とか心配の種をあげるときりがありませんが、とりあえずこのような形にできればいいなあ、という机上の展望を出しておきました! 来年の8月の原村星まつりまでには何らかの形にしたいですね・・・・・