鏡筒の耳軸部から先を付け替えて、グレゴリー・ナスミスにできるようにするわけですが、今日はそのジョイント部となる箱を作ることにします。今回の改造の最大の目的は接眼部を低くすることなのですが、新たに製作する4インチ接眼部はこの箱に取り付ける予定です。

ホームセンターへ行って、コンパネを買います。このお店では、買った板は、パネルソーで10カットまで無料で切ってくれるので・・・・・・・

それをいいことに、下のように切り方を細かく指定して、ピッタリ箱が作れるような寸法に切ってもらいました( 加工担当の方、面倒な客ですいません。ありがとうございました! )。


今回は、塗装コンパネ( イエロー )1,480円を使っています。これで作った箱は、現在の鏡筒耳軸部に取り付けるため、連結部を円形にくりぬく必要があります。フリーハンドでは難しいので、板の切れ端でアームを作ってジグソーを固定し、コンパスのように円弧を描かせてみました。

 
うまいこと丸く抜けたようです。テレギドラの鏡筒にもピッタリ納まりました!

 
これを2枚作り、横板を合わせて仮置きしてみると・・・・・・


こんな感じです。こうやってみると、意外と大きいです。さらにこの板だけで重量が6.5kgくらいあります。やはり50cm用の部品は、サイズ・重量ともそれなりになるな、と改めて思い知らされました。

さて、この箱は、タキゲンのフック型アジャストファスナー C-1231-1( NINJA500でも使われているやつ )で取り付けますので、その受け金具のみを3つ取り寄せています。受け金具は1個588円×3個で1764円でした。結構高いのですが、強度が必要な部分なのでやむなし、というところです。


届いてみると、今の鏡筒についている受け金具より大分大きかったのですが、まあ、問題はないでしょう。今週末はここまでかな。来週はこの箱の続きとナスミス鏡のスパイダー部分の製作になると思います。