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さて、さすがに元旦は工作どころではなかったので、昨日POPSでシミュレーションしてあった画像を。

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接眼部に 「 フォーカル・レデューサー 」を置いて、グレゴリー・ナスミスの焦点距離を短くします!

アイピースの製作時に視野レンズを焦点内側に入れて、「 変形ハイゲンス! 」(笑)とかやってみてたんですが、そうすると当然、焦点距離が短くなるのに気づきます。よく考えてみたら、これは、写真撮影で昔よく使っていた「 レデューサー 」ではないかと。

使うレンズは、6cmF20のアクロマート( アストロ光学製? )。これにより、76mm副鏡を用いた合成F30のグレゴリーがF15にまで短縮できます( あんまりパワーのあるレンズで無理をすると急速に像が悪くなるので、それなりの節度を持ちました )。しかし、これでも先日製作したEr90mmなら、倍率83倍・実視界0.7度くらいが得られ、最低倍率としては文句のないところでしょう。

問題は、ただでさえ光路の取り回しが複雑になっているので、調整面・光量損失面を考えると、これ以上光学エレメントは増やしたくない、という部分ですね。

副鏡に150mmF3といった大型のものを使えば、レデューサーがなくても合成F15くらいにはできるのですが、こちらは中央遮蔽が大きいし・・・・・悩むところです。