15cmF5鏡筒を、ポルタ経緯台に載せてみました!
天頂付近は、三脚と干渉して微妙に向かないのですが、充分実用範囲。
鏡筒が短いので意外に振動も少ないです。
あと、スポットファインダーを装着しています。
昨夜、晴れ間があったので、大急ぎで庭に持ち出して星を見てみることに!
まずはベガで、恒星の焦点内外像を確認。
…うーん、これは…真ん中が黒く抜ける典型的な球面の焦点内像です。
気を取り直してピントを合わせようとしましたが、なんだかすっきり合わない(笑) ボテッとした星像です。
極めつけは、ちょっと鏡筒を振って入れてみたM57のドーナツ状がはっきりしない… 15センチなのに(いや、有効経は13センチでしたか)。
おかしいなあ、と思って確認のために10cmF10を持ち出してみてみたら、こっちは、はっきりとドーナツ状に見えるんですね。さらに、星像がシャープで、非常に気持ちのよい結像です。
あー、やっぱり球面鏡ってダメなんだなと(笑)
とりあえず、主鏡は放物面鏡に交換することとします!
天頂付近は、三脚と干渉して微妙に向かないのですが、充分実用範囲。
鏡筒が短いので意外に振動も少ないです。
あと、スポットファインダーを装着しています。
昨夜、晴れ間があったので、大急ぎで庭に持ち出して星を見てみることに!
まずはベガで、恒星の焦点内外像を確認。
…うーん、これは…真ん中が黒く抜ける典型的な球面の焦点内像です。
気を取り直してピントを合わせようとしましたが、なんだかすっきり合わない(笑) ボテッとした星像です。
極めつけは、ちょっと鏡筒を振って入れてみたM57のドーナツ状がはっきりしない… 15センチなのに(いや、有効経は13センチでしたか)。
おかしいなあ、と思って確認のために10cmF10を持ち出してみてみたら、こっちは、はっきりとドーナツ状に見えるんですね。さらに、星像がシャープで、非常に気持ちのよい結像です。
あー、やっぱり球面鏡ってダメなんだなと(笑)
とりあえず、主鏡は放物面鏡に交換することとします!
コメント
コメント一覧 (10)
眼視用望遠鏡で一番補正すべき球面収差がそのまま有るのもある意味凄い望遠鏡ですね(笑)。
15cm F5の鏡筒の軽さは意外でしたので、ちゃんとした放物面鏡と換装すれば結構使用頻度が高い望遠鏡になる可能性大ですね。
今後の展開楽しみにしてましす。
uwakinabokura
がしました
昔、何かで「10cm以下F10以上なら球面鏡でも放物面鏡との差は少ない」みたいな事を読んだ記憶があります。
なので当時、安価な入門用ニュートンはすべて10cm(以下)F10だったような、、、。懐かしいスペックです。
uwakinabokura
がしました
光学系はともかく、確かにあの軽量パッケージングは素晴らしいですよね! 僕の10cmF10より軽くて、鏡筒も短いので、ポルタ経緯台で使っても意外と振動が少なかったのです。
本気でチューニングして、ポルタで使うもよし、ドブ架台に載せるもよし、の鏡筒に仕上げると面白いと思いますね。
「てるバージョン・ハイパー・チューン」も期待してますよ!
uwakinabokura
がしました
10cmですと、F8くらいで、球面収差がレイリー・リミットに納まるので、球面と放物面の違いはない、ということだったと思います。
10cmF10の球面鏡は確かによく見えます。非常にコストパフォーマンスが高いです。
しかし、当方所有の10cmF10田口鏡は、明らかに球面鏡より惑星模様のコントラストが高いのです。これは、面の滑らかさとか、そういう問題な気もしますが、放物面であることは関係ないとは言い切れないんじゃないでしょうか。
人間に「聞こえるはずのない」、2万Hz以上の音ををカットしてあるCDより、2万Hz以上も出ているLPの音のほうが臨場感がある、という話に似てる気がしています。
uwakinabokura
がしました
音域の話もそうらしいですね。確かに数字だけではわからない何かがあるのかもしれませんね。
uwakinabokura
がしました
ニュートン式って、主斜鏡に素性の良いものを使い、光軸をちゃんと合わしさえすれば、クラス最高に近い性能が比較的簡単・安価に実現できるので、一番好きな光学系です。
uwakinabokura
がしました
最近、屈折系の望遠鏡ばかり目が向いていたので、仰るようにニュートン式って安価で高性能な望遠鏡になることを思い出させてくれた今回の買い物でした。
uwakinabokura
がしました
ニュートン式、最高です。
ただ、斜鏡の位置を正確にしておかないと絶対に光軸が合わない、というのが玉にキズです(笑)。
斜鏡周辺は調整箇所が多くて意味もなく自由度が高く、初心者の場合、かえって狂わしてしまう(自分のことです)こともあるんですね。
その点、この150SS鏡筒の場合、トップリングと斜鏡スパイダーが一体の固定式になっているので、センタリングは常にOK(のはず)で、斜鏡の位置を狂わせるリスクがひとつ減っています。
ちなみに当方、この点が気に入って、この鏡筒を買ったのでした(笑)。
uwakinabokura
がしました
購入された望遠鏡はミードのドブと異なり、そのあたりはしっかりしているようですね。
今後の進化が楽しみです。
uwakinabokura
がしました
ミードの25cmドブって、ひょっとして、鏡筒がボイド管の「スターファインダー・シリーズ」でしょうか? それの25cmなら僕も持ってました!
そういえば、斜鏡の光軸調整部分が小さくてやりにくかったのを覚えています。加えて、その他の各部分も非常にシンプルな造り( さかいさんによれば「満遍なく安普請」 笑 )で、改造の素材としての楽しみを十分に残していました。
しかし、光学系の精度は素晴らしく、初めてまともに光軸が合わせられた日に見た、木星のウジャウジャ模様は忘れられません。一番重要なところは手を抜かず、その他の部分で徹底的にコストダウンするという、まさにドブソニアンのコンセプトどおりの望遠鏡でした。
・・・・・敢えて言おう、名機であった、と!!
uwakinabokura
がしました