さて、英語学習のほう、「telescope basics4」が終了してます。
今回は「 Understanding telescopic and apparent field of view in telescopes 」
実視界と見かけ視界の話題ですね。



さて、これの音声を取り出し、元は5分くらいなのですが、75%スピードにして7分前後に延ばした教材(笑)を作ってあります。
この音声を流してシャドーイングをしていくのですが、1週間ぐらいやるとさすがに9割方ついていけるようになってきます。
と同時に、ちょっと複雑なところや、語の並びになじみの少ないところなど、何箇所かシャドーイングできないところもわかります。

しかし、毎回、最初から最後まで通して練習しているので、「苦手箇所」の練習頻度が少ないのです。
したがって、その何箇所かはいつまでたってもできるようになりません。
そこだけの集中練習が必要になります。

そこで、教材の音声を分割するためのソフトを使うことにしました。
「WaveSplitter」というソフトです。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/art/se222492.html

これは、WAVEファイルの無音部分を検出して(もちろん設定時間は任意)、自動で分割してくれるという優れものです。もともとは、カセットテープ等の音声をデジタル化するために使ってたツールなのですが、このように語学学習でも大いに役立っています。製作者の方に感謝です。

これにより、7分程度の教材を60ファイルくらいに分割しました。ところどころ変なところで切れるのですが、集中練習が必要なところはごく一部なので、ほとんど問題ありません。

で、これを車のオーディオで1曲リピートにして、延々と、「聞く&シャドーイング」をやります。
さすがにできるようになります(あと、同じ文章をずっとリピートし続けると、だんだんその文のメロディやリズムみたいなものも聞こえてきますね)。
このままやり続けると完璧に覚えられるのですが、それだとたくさんできないので、「引き際」が難しいですね。
一例をあげると、次のような文です。

”That's a tight field of view, and will probably require a tracking motor, or the object will quickly move out of the field of view due to Earth's rotation.

「それはもう、視野がすごく狭いから、たぶんモーターが必要になるね。さもないと地球の自転で対象がすぐに視野から出て行ってしまうだろうね」
(焦点距離1200mmの望遠鏡にSR4mmで300倍を出し、実視界が0.13度になった場合の表現)

今後のやり方としては
1 全体を通してシャドーイング
2 できない部分を検証
3 苦手部分を集中練習

という学習方法になると思います。

で、これは非常にギターの練習に似ているな、と思いました。
難しいところをとにかく反復練習していく、という部分ですね。
まあ、ギターの場合は弾けないフレーズはいつまでたっても弾けなかったりもするのですが(笑)

難易度の高いフレーズの練習について、アマチュア天文家であるとともにギター教師でもあられる関勉さんが、感動的なエッセイを書かれています。
http://comet-seki.net/Gekijou/Gekijou19wa.html

あのセゴビアにして!
自分もがんばらねば!