本日はずっと英作文をしていました。
オレゴン・スター・パーティに持ち込むコスモキッズ双眼の紹介文です。
英文で2000文字くらいになりました。

一応、言いたいことは全部書いているので、これをネイティブ・チェックしてもらいます。で、まともな英語になったところで、誰かアメリカ人の方に吹き込んでもらい、これを次の教材とします。おそらく、現地では同じ説明を繰り返し別の人にするはずですので、一番使う英語になると思います。とにかくシャドーイングにシャドーイングを重ね、何も考えなくても自然に口から出てるくらいにはしたいものです。

さらに、現地では写真やジェスチャーを駆使して英語のつたなさをカバーするつもりです。
奥の手の「筆談&図を描く」作戦もありますが・・・・・

今回は、英作文したものを日本語に直訳して(笑)、使用予定の写真とともに皆様に紹介しようと思います。
直訳で変な日本語になっていますが、ご容赦ください。

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 私は、アメリカでは「インフィニティ76」として知られている、「コスモキッズ」という日本の望遠鏡で、この黄色い双眼鏡を作りました。



 それは直径76mmの主鏡、280mmの焦点距離、3.7のF値、17.5倍と4.7度の実視界をもたらすナグラータイプⅡ16mmアイピース、4.3mmの瞳径を持っています。
 あなたがたは、この望遠鏡の焦点距離は300mmだろう! と言うかも知れません。
 いや、本当なんです。私は実際にフーコーテスターを使ってそれを測定しました。
 それから10以上のこの望遠鏡の主鏡を測定しましたが、すべて280mmでした。
 この双眼鏡は76mmの主鏡ですが、私の目幅は65mmで、これは問題となりますので、このように鏡を切りました。

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 鏡は紙で覆われ、ダイヤモンド・カッターで切られました。私は水をかけながら、我慢強く時間をかけて切りましたが、3時間かかりました。

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 これで、この双眼鏡は60から73mmまで目幅を調節できるようになりました。

 アイピースを回すことで天体にピントをあわせることができます。しかし、知っておいてください。時々左右の像がすこしだけずれていしまいます。像を合わせるにはこの調整ネジを回してください。しかし、少し慣れが必要かもしれないので、調整するときは私を呼んでください。

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 鏡筒はボールマウントとして働く半球形のハウジングに入っています。

 ハウジングは、海岸で拾ってきたブイでできています。私は海の近くの町に住んでいるので、そこにはブイのような漂着物がたくさんあるのです。


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 ブイのハウジングの表面には、長い間波にもまれたことによる、たくさんの傷や変色が見えるでしょう。

 主鏡は放物面なので像はよいです。そして、F3.7と非常に明るいので、特殊なアイピースなしでは、コマ収差が発生します。しかし、ナグラータイプⅡ16mmを使うことで、82度の見掛け視界の70%で、まあまあの像を得ることができます。私はこの双眼鏡を動かしながら天の川の星々を見るのが好きです。

 そして、これはF3.7の明るさにしては小さな中央遮蔽を持っています。斜鏡径は20mmでこれは主鏡の26%です。それにより、低倍率でニュートン式望遠鏡を使ったときに視野の真ん中に見える影を、目立たなくすることができます。

 最後に、重量が11ポンド(約5kg)なので、すぐれた携帯性があります。実際に、私はこれを日本から遠く離れたオレゴンにさえ持ってこられました。
 ありがとう。

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 というわけで、最後まで我慢強く(patiently)読んでくださった皆さん、ありがとうございました!

P.S1. しまった、「立体感がリバースして面白い」を書き忘れているぞ! もう少し増やそうかな・・・・・

P.S2 日本名では、以前「コスモ・ジェミニ」とつけたのですが、英語圏の人にわかりやすい、何か適切な名前ないでしょうかね・・・?