当方のコスモキッズ双眼です。
8月のオレゴン・スター・パーティでアメリカの天文ファンを爆笑の渦に巻き込んだ当機ですが、双望会には数年ぶりの登場です(実は数年間行方不明になっていました)。今年はクイックファインダーを搭載しています。

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コスモキッズ双眼のような、2回反射のニュートン式双眼望遠鏡では「倒立像」となりますが、左右の視差が反対になるので、立体感が逆転、つまり遠くのものが近くに見えると言う現象が起こります。

こんな感じ↓(平行法でご覧ください)
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(画像はレオマワールド。双望会とは関係ありません)

もちろん地上の風景を見たときの現象で、無限遠の天体観望には関係ないのですが、昼間にNinoさんやほそさん、しょうたさんたちに、このリバース感を味わってもらい、面白がられたり、気持ち悪がられたりしていたのですが、

ふとNinoさんが、「左右を換えて覗いたら、立体感が普通になるんじゃない?」と発案され、やってみることに。

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これではどうかな? 続いてほそさんも挑戦。

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この後、当方もやりましたが、イメージは「正立」になるものの、苦しい体勢のうえ(笑)手持ちのため像が揺れてよくわからないまま終わっていたので、家に帰ってから慎重に検証してみましたが、結局、正立になっても立体感逆転は変わらず、でした。

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ちなみに、EMS式の双眼望遠鏡だと立体感は正常になるので、このようなイメージになります↓
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なお、3回反射の反射式双眼望遠鏡や、高野さんのスピカ双眼のような天頂プリズムを使用した屈折式双眼望遠鏡では、裏像・立体感逆転、となると思われます。
さらに、屈折でも反射でも目幅以上の直径を持つ対物を上下にオフセットしている方式では、上下方向の視差が発生しますので、地上観察では左右の像が微妙に一致しなかったりすると思います。

どの方式でも天体用の望遠鏡である限り、全く問題はないですが。

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(コスモキッズ双眼と芝生広場の大口径望遠鏡群。手前から、NinoさんのNinja500、大森さんのNinja500、Takさんの45cm、竹森さんの55cm、ほそさんの40cm双眼、inouさんの45cm、関川さんの40cmナスミス等)