大森さんのNINJA500です。

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大森さんのNINJAと言えば、特徴はやはりこの取っ手ですね。



長い取っ手ですので、いろんなところを持って動かすのが可能ですが、モーメントの関係で、接眼部近くの部分を持って使うことが多いそうです。


さて、今年の双望会では、悪天候のため2日目の機材紹介が終わった段階で、機材を撤収する人が多かったです。

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( CivetのテレギドラⅡ撤収の模様 )

しかし、皆が忙しく車に機材を積み込んでいるのをよそに、一台のNINJA500が渋く残っています!

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大森さんに、片付けないんですか? と聞いたら、
「 いやあ、望遠鏡を車に入れちゃうと、中で寝られないから・・・・・ 」とのこと。

双望会では参加者全員にバンガロー等の宿泊場所が用意されているのですが、就寝のタイミングは人それぞれなので、後から入って寝仕度しているとどうしても音が出て、先に寝ている人に迷惑になることがあります。
ですので、そうならないように車中泊する場合があるんですね。
( Civetも基本、車中泊ですが、前のボイド管鏡筒時代から、50cmを積んだ状態で寝られるようにしてあります。 )

皆が機材を撤収してしばらくすると、雨が降り始めましたが、大森さんのNINJA500は分解し、簡易にシートをかけられた状態で外に置いてありました。

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翌朝、3日目の朝も雨。もちろん、NINJA500は健在です。まさに、Water Proof!

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おもむろに撤収を始められます。右は様子を見に来たヤスさん。

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あっという間に車の荷室に納まっていきます。

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NINJAシリーズは全部そうですが、設置・撤収の迅速さ、各パーツの軽量さ、そしてもちろん望遠鏡としての性能と、非常に高い次元でバランスされていますね。

そして今また、FRP鏡筒の耐候性という大きなアドバンテージを知ることになりました。
カサイの宣伝コピーではありませんが、本当に日本の観望スタイルに最適化されたドブソニアンだと思います。

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さて、NINJA500といえば、もちろんNinoさんのもあります( 上の写真でも後ろに写ってますね )。
NinoさんのNINJAも独自の運用がされています。以下、次回更新にて!