NinoさんのNINJA500です。

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接眼部の右手には各種のステッカーがたくさん貼られていて( 年々追加されているようです )、戦闘機の撃墜マークを思わせますね。耳軸には倍率や実視界の一覧表も貼られています。

Ninoさんと言えば、確固たる天文スタイルと言いますか、観望のソフト的な部分に卓越した「 職人 」と言いますか、一言では表せない懐の広さを持っておられる方です。

まず、上の写真にも写っている、脚立ですが、

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エクステンド・脚立とでも言いましょうか、木製のステップと延長ハンドルが追加されています。
50cmクラスのニュートン式では接眼部が高くなるので、どうしても脚立が必要なのですが、市販の段数の少ないステップでは、一段下だと背伸び、その上だと微妙に腰をかがめる、などの状況がしばしばあります。
ステップの段数が細かくなることで、その辺がピタッと来るんですね。
この便利さは使った者でないとわかりません。

さらに接眼部には、ダンボール(?)製かなんかの、溶接用の面みたいなのが付けられていて、
 
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( すいません、写真がなかったのでイメージを描いてみました ↑ )

周囲からの迷光を拾わないように工夫されています。
これが、建物の明かりがついている早い時間帯には絶大な効果を発揮していました。

さらに、アイピースは基本2種類にパワーメイト2倍と4倍の組み合わせで常用倍率のすべてを出すと言う、この上ないシンプルなラインアップです。さすが、ふっ切れてます!

NinoさんのNINJAもポンセットに載っています。

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これは確か一昨年の原村でギガオプト扱いのものを導入されたのだったと思います。
プレイステーションのコントローラーはあまりにも有名ですね。

最近では大型のドブソニアン望遠鏡も、こういったプラットフォームに乗せるか、GOTOでそのまま日周運動を追尾するか、というのが多くなってきたでしょうか。
utoさんもクロスボウ・プラットフォームを導入されたし、わたくしCivetの50㎝もポンセットに載っています。
使い始めるとやはり便利なものです。何といっても、低倍率で導入したあとアイピースを交換して倍率を上げるときに急がなくていいのがうれしいですね。

今回、NinoさんのNINJAでは、アンドロメダのG1やM57の中心星、天王星などを見せていただいてます( 天王星が4㎝クラスで見る木星みたいに見えました )。

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( 夜のNINJA500 脚立に反射テープが貼られているのがわかりますね )