当ウェブ・ログをご訪問の皆さま、あけましておめでとうございます!

今年も、お手軽・ローコスト・マニアックをテーマに、ややセオリーを逸脱しつつ取り組んでいこうと思いますので、よろしくお付き合いください。
望遠鏡関連の記事を中心にしている当ウェブ・ロブですので、ご覧いただいてる皆様も天文関連の方が多いと思います。
しかし、実のところ、わたくしCivetが取り組んでいる分野で、日常の時間をさいている割合は、

生物関連 : ギター関連 : 望遠鏡関連 =  : 3 :  

ぐらいなので、唐突に生物やギターの話が出てくることもあります。

と言うわけで、本日は、Civetのメイン・ギター、アイバニーズRG2011SC

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を紹介しようと思います。

http://www.ibanez.co.jp/ShowcaseModel2011/RG30F/index_jp.html
2011SCとは2011年のショウケースモデル、アイバニーズが実験的に宣伝を兼ねて出すモデル(?)で、受注生産とのことでしたが、2011年当時、普通に通販で買えました。

何が実験的かというと、何といっても30フレットの超高音まで音域がフォローされていることです。

もちろん、そういう特殊な仕様の代償は大きく、30フレット付近はフレット幅が極細となり、非常に弾きにくいというか、わたくし程度の腕ではまともに弾けないというか・・・・の状態です。

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実は、このギター、あの山本恭司師匠のギタークリニックに参加した際、師匠から「 ちょっと弾かせてよ 」って言われたので弾いてもらったのですが、「・・・・・細!(笑)」って苦笑するほどでした( しかしものすごい勢いで弾いてはおられましたが )。

ハイフレットの代償、その2は、本来フロントピックアップがある場所までフィンガーボードが来ているので、フロントピックアップが置けないことです。

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そのため、当機の場合は、センターとリアのみになります( ウリ・ロートのスカイギターとかですと、フィンガーボードの下にフロントピックアップがセットされてるんですけどね )。
センターに、ディマジオ・ツルーベルベット、リアにディマジオ・トーンゾーンというセットです。

そして、センターとリアの音でフロントの音をシミュレーションするアクティブ回路が内蔵されていたのですが、単にイコライジングしてるだけみたいだったので、キャンセルしてあります。

さらに、ロック式トレモロユニット「、Edge-Zero tremolo bridge w/ZPS3 」ですが、これは、ブリッジにかかるテンションが変化しても( たとえば弦が切れた時とか )チューニングが変わらない、という意欲的なシステムを採用しているものの、それによってトレモロの応答性があまりにも悪くなってしまっていましたので、これもキャンセル。
一般的なフローティングのセッティングにしてあります。

このギターのパフォーマンスをフルに発揮すると、どういう演奏になるか・・・・タイ人(?)ギタリスト、POP WARAVIT によるデモ演奏です。


すごいですよね・・・・・そして、途中で何か解説してくれてるんだけど、タイ語(?)だから全然わからないです(笑)。