この日は、観望の人だけではなく、天体写真を撮る方も結構いらっしゃいました。

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まず、にゃにゃにゃさんの昔からのお知り合い、Kさんです。

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ビクセンの赤道儀に、ニコンのカメラを載せ、広角レンズでオリオンのバーナードループを狙っておられました。カメラは、当然、フィルター改造仕様で、赤い星雲が写るようになっています。
同架の鏡筒は8cmF5で、これがガイド鏡となります。

Kさんも天体写真は1年程度のキャリアとお伺いしましたが、撮影したばかりの画像をモニターで順番に見たり、いろいろなノウハウも聞くことが出来、たいへん勉強になりました。
自分のカメラはフィルター無改造なので、バーナードループなんかはうっすら確認できるくらいにしか写らないですね。そろそろ、フィルター改造仕様のカメラが欲しくなってきました。


こちらの方は、直焦点撮影ですね。

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オートがイダーや自動導入などがパソコンと連動していて、手元の操作で全てコントロールできるようになっています。いろいろな機能をテストされているようでした。
雑誌などで見る素晴らしい天体写真の舞台裏には、こういう緻密な作業があるのだなあ、と一種の感銘を受けました。

以上のお二人は、フィルター改造したデジタル一眼レフによる撮影です。

次の方は、冷却CCDによる撮影。

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これももちろん、パソコンのコントロールによるオート撮影。一度、撮影をプログラムすると、あとは車の中で待機( ・・・と言うか、中でもいろんな作業をされてるんだと思いますが )していれば終了する、という流れのようです。たぶん、フィルターを使って各色を分解撮影し、後で合成するというやり方になると思います。

トライXの時代から始まって、カラーフィルムの現像・プリント、水素増感2415、冷却CCDと、天体写真の最前線を常に走ってきた方のようです( 他の方から聞けば天文雑誌の入選常連でもあられるとの事 )。

蒼い星さんと、「 こういう、CCDのトップエンド機種は始めて見ましたね 」と話したことでした。

この後、残念ながら天候が思わしくなく、観望・写真の皆さんともに午前0時前後に撤収を始めました。

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( 55cm双眼、撤収の模様 )

当方も0時40分ごろ帰路につきました。
( ちなみに、この日も高知に帰ったら、雲一つない快晴でした 笑 )


さて、今回、写真撮影の皆さんをレポートしようとしましたが、あまりにも知識不足でろくな説明が出来ないことに気づきました。カメラや赤道儀の機種名さえ分からない始末(笑)。
もうちょっと写真機材の事を勉強しないと全く説明にならないようです。
さらに、写真もほとんどピンボケで申し訳ありません。

まあ、しかし、天体写真の世界は、、ローテクや自作の入り込む余地が少ない分野だなあ、というのは十分分かりました。「 これをやるには、これがいる 」的な初期の設備投資が必須ですね。

徐々にステージを進めながらも自分の手に負える範囲で楽しんでいきたいと思います!


南阿波ミニ・スターパーティ終了!