パソコンの画像を整理していたら、以前作ったシュミカセ双眼の画像が出てきましたので、掲載しておきます。
2002年9月ごろの製作だから、もう14年も前の作例ですね。
この頃は、塩ビの60度エルボーを使って、EMS(正立ミラー)を自作していました。
まあ、とにかく部品点数が多いです。
第一ミラーに短径70mm、第二ミラーに50mmの斜鏡を使用していましたが、今考えるとこんなに大きなのいらなかったです。
当時、レーザーコリメータを持ってなかったので、鏡筒というかハウジングの中心に斜鏡の中心を持ってくるのが結構大変だった記憶があります。
シュミカセの鏡筒はもともとミードの20cm(青)を持っていたのですが、たまたまセレストロンのC8(黒)が手に入ったので、この2つを使用。
鏡筒が20cmなので、目幅をつめるため、EMSの第一ミラーと第二ミラーの間隔はかなり広くとっています。
常用アイピースは、WS30mm、67倍。F10なので周辺部までまずまずの良像を示しました。
2つの鏡筒は、箱に入れて固定。
右側の鏡筒がスライドベアリングで左右に動くようになっており、これで目幅を調整します。
この箱はドブソニアン架台に載せていました。
2002年9月ごろの製作だから、もう14年も前の作例ですね。
この頃は、塩ビの60度エルボーを使って、EMS(正立ミラー)を自作していました。
まあ、とにかく部品点数が多いです。
第一ミラーに短径70mm、第二ミラーに50mmの斜鏡を使用していましたが、今考えるとこんなに大きなのいらなかったです。
当時、レーザーコリメータを持ってなかったので、鏡筒というかハウジングの中心に斜鏡の中心を持ってくるのが結構大変だった記憶があります。
シュミカセの鏡筒はもともとミードの20cm(青)を持っていたのですが、たまたまセレストロンのC8(黒)が手に入ったので、この2つを使用。
鏡筒が20cmなので、目幅をつめるため、EMSの第一ミラーと第二ミラーの間隔はかなり広くとっています。
常用アイピースは、WS30mm、67倍。F10なので周辺部までまずまずの良像を示しました。
2つの鏡筒は、箱に入れて固定。
右側の鏡筒がスライドベアリングで左右に動くようになっており、これで目幅を調整します。
この箱はドブソニアン架台に載せていました。
ミードの鏡筒(青い方)が少し前に出ていますね。
これはなぜかというと、同じ引き出し量だと、C8のほうがミードより倍率が高い、つまり合成焦点距離が長かったからなのです。
シュミカセは、主鏡を副鏡に近づけていくと、合成焦点距離が長くなり、バックフォーカスがいくらでも稼げるので、EMSや双眼装置を使用するときとても便利なのですが、この値がミードとセレストロンで全然違っていました。
倍率を同じにするため、ミードのほうの引き出し量を多くした結果、その分、鏡筒が前に出てしまったというわけです。。
ある意味これで調整できるシュミカセがすごいのですが・・・・(笑)
で、その後、C8をもう一台入手してバックフォーカスの不揃い問題を解決。「C8双眼」となっています。
自作EMSで実現できなかった「 究極のコンパクト化 」を目指し、EMSもメガネのマツモト製の純製品に交換しました。
非常にコンパクトにまとめることができたのですが、シュミカセであるため、温度順応に時間がかかり、これがめんどうでした。
そのため、あんまり稼働したとは言えませんでしたね( 当時はむしろ左側にある、コスモキッズ双眼のほうをよく使ってました )。
・・・結局、使ってくださる方にお譲りしましたので、現在は手元にありません。
コメント
コメント一覧 (2)
uwakinabokura
が
しました
コメントありがとうございます。TOA130双眼ですか、すごいですね。独自の世界を展開する望遠鏡だと思います。しかし、重くて稼働できない問題はいろんな機材に共通していますね。
大型の機材を所有している皆さんは、たいがい小型で稼働率も高い望遠鏡も用意されています。
8~10cmクラスの小型双眼望遠鏡とかですね。
uwakinabokura
が
しました