SP赤道儀のピリオディック・モーションを補正するPECの機能を検証してみました。。

まず、これが、PECをかけていない状態でのピリオディック・モーション

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概算で±18″程度のようです。
露出時間は20分。144枚ウォームでは10分周期でピリオディック・モーションが起こるので、2周期分撮影してあります。こういう画像は、極軸を水平方向に少しずらして、南中している付近の星野を撮影することで得られます。

さて、続いて、PECをかけた状態

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概算で±11″程度でしょうか。
エントリーモデルのビクセンSP赤道儀が、けっこう高精度になっています。
特筆すべきは直線的な部分が多いことですね。
ここだけを取り出すとさらに高精度である( ±3~4″? )ということになります。
撮影の歩留まりで言うと、例えば2分露出を5枚撮って1枚ガイドエラーするけど、4枚はOKって感じでしょうか。

あと、PECとギヤの周期がちょっと合ってないところが山になっていると思われますので、この辺は今後の追いこみ次第ですね。現状でも実用性はかなりありそうです。

さて、この状態で、fl=405mmの場合、最長で何分露出可能でしょうか?
露出時間を変えて撮影した画像の星像を強拡大してみました。



 
 

         ( 2分露出 )            ( 4分露出 )              ( 6分露出 )

さすがに6分では赤経方向に少し星像が伸びますが、4分までは点像に写せると言っていいでしょう。

空の暗いところでも、SP-140SS改、F2.9、ISO1600で4分も露出すればバックグラウンドがかなりカブってきますので、十分以上の追尾精度を手にした、言えるかもしれません!