ピリオディック・モーションの振幅を計測するのに、パソコンのモニター上で物差しで測るという、超アナログな方法でやっていたのですが、その時に多少多めに見積もっていました。

今日、画像を拡大してアルビレオの離角をもとに厳密に計測したら、けっこう誤差があったことが判明。

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補正前±17.3″ → 補正後±4.3″ が正解でした。

普及品のSP赤道儀ですが、±4.3″ということになると、並み居る高精度赤道儀に肩を並べる勢いですね!

晴れ次第、「 fl=1000mmノータッチ追尾できるかどうか実験 」をやりたいと思っているのですが、やり方によっては成功する予感・・・・!

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話は変わりますが、M42の中央部が白く飛ばないように、露出2分、30秒、5秒の画像をレイヤーで重ね30秒と5秒の不透明度を30%くらいにして合成し( 本当はもっとちゃんとしたやり方があると思うのですが )、軟調に仕上げてみました。個人的には、やはりこういう仕上がりが好きですね。

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( 合成後、明るさ、コントラスト調整、トリミング )

手動で重ねているので、星が少し流れているのはご勘弁。