GINJI-150FN、15cmF4、fl=600mm のニュートン式鏡筒です。

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上の画像でもわかりますが、この鏡筒はF4と明るく、また非常に長いバックフォーカスを持っており、写真撮影を強く意識した仕様のようです。
今回は、この鏡筒の写真性能を確かめます。

まずはM42

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( 15cmF4 fl=600mm キャノンEOS KISS X2 ISO1600 2分露出 JPEG撮って出しを4枚合成 明るさのみ調整 ビクセンSP赤道儀によるノータッチガイド )

結構写ってます。
中心像はシャープで、10~15μmくらいでしょうか。
しかし、やはりF4の放物面ともなるとかなり周辺が悪化します。

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( 視野の右上部分を拡大 )

コマもそうですが、像面湾曲による周辺ピンボケの影響も大きいでしょうか。

ただし、イメージサークルは大きく、周辺減光がほとんど感じられません。
例えば次の馬頭星雲では、星雲を強調するためにかなり画像処理を行ったのですが、バックグラウンド補正だけはやってません。

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( 15cmF4 fl=600mm キャノンEOS KISS X2 ISO1600 2分露出を5枚合成 明るさ・コントラスト・彩度・階調調整 ビクセンSP赤道儀によるノータッチガイド )

それでもフラットな背景を示しており、とても楽です。
この点は素晴らしいですね。

さて、周辺像が今一つなので、画面中央にM1のような視直径の小さな対象を入れてみます。

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( 15cmF4 fl=600mm キャノンEOS KISS X2 ISO1600 1分露出を20枚合成 明るさ・コントラスト・彩度・階調調整 ビクセンSP赤道儀によるノータッチガイド )

1分露出を20枚合成してみますと、超新星残骸のフィラメント構造が少しわかるようになってきました。

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( 中心部分を拡大 )

以上、15cmF4ニュートン状態での画像でした。

次回更新にて、ケンコー・クローズアップレンズNo3~5をレデューサーとして使った場合の周辺像改善の様子をレポートします!