GINJI-150FNのバックフォーカスをもっと短くして、眼視専用の仕様に改造します。

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使ったのは、ビクセンのR150S用の鏡筒。
R150SとGINJI-150FNとは鏡筒径が176mmで同じになっていますし、主鏡セルに入れられる鏡の径も同じなので、GINJIの主鏡とR150Sに入れようという計画です。
また、バックフォーカスを短くする分、斜鏡径を小さくすることができるので、50mmの斜鏡(中央遮蔽33%となる)に交換します。

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R150Sの鏡筒に斜鏡スパイダー用の穴を開けたりして小改造し、GINJI-150FNの主鏡を移します。

できました! GINJI-150FNのノーマル状態より斜鏡の位置が5cmくらい遠くなっており、その分バックフォーカスが短くなっているはずです。

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R150Sの主鏡セルと筒先リングを入れ替え、元のスライド接眼部の穴をプラダンでふさぎました。
接眼部から筒先にかけてかなり鏡筒が余っていて、長大なフード状態になっているのはご愛敬(笑)。
鏡筒バンド、アリ型を含めた鏡筒一式重量は6.0kg。
思ったほど重くはなっていません。

鏡筒の仰角によって接眼部の位置があまり変わらない角度で、ポルタ経緯台に載せています。

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この配置だと、左手で上下微動、右手で水平微動を操作することになります。
これは、非常に使いやすいです。

さて、気になるピント位置ですが・・・・

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      ( パラコア+イーソス13mm )                     ( Or4mm )

イーソス13mm、Or4mmとも、ちょうどよい位置で合焦するようです。

最も懸案事項であった、indigo式延長レンズ+BS双眼装置での合焦位置はこんな感じ。

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鏡筒内に入っていく延長レンズの前玉が、ギリギリ主鏡に影を落とさない状態でピントが合っており、最小のオーバーハング量とすることができました。
もちろんたわみによる光軸ずれは感じられません。

パラコア+イーソス13mm(53倍)にて、iPhoneのカメラで月をコリメート撮影してみました。

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( 階調補正、アンシャープマスク処理をしています )

今日のところはまだ斜鏡の位置が適切でなく、光軸調整がいまひとつなのですが、追いこめば最高の眼視用望遠鏡となるでしょう。

GINJI-150FN改、と言いたいところなのですが、使ってる部品が、主鏡のみなので、少しGINJIとは言いにくくなってしまった気がします・・・・・