メーカーも型式もわからない謎のギターです。
ハードオフでGETしてきました。
店の値札には「 自作ギター 」とありました。
何だこれ? と思って「 冷やかし 」で試奏させてもらったんですが、すごい弾きやすいし、細部の仕上がりもきれいなんですよね。
・・・・で、結局買って来てしまいました(笑)
ボディシェイプは、ランダムスターのとがってる部分が全部短くなっている感じ。
( ESPのランダムスター 高崎晃モデル )
自作のオリジナルシェイプかなあ? それにしては仕上がりが綺麗すぎるんでショップの製作かな?
でもそういうことをするとものすごくお金がかかるんですよね。
それはともかく、このボディ形状が弾くときに非常にしっくりきます。
ピックアップは、ハムバッカー×2
フロントは甘い音、リヤはエッジの立った太い音がします。
この辺は2ハムの教科書通り。
なぜか、ポールピースが全部ゴールドです。
こんなの見たことないし、ちょっと調べても出てこないんですよね。
何なんだろう? 相当な高級品か、とんでもない安物のどっちかです。
・・・・・たぶん、後者(笑)
1ヴォリューム、1トーンのシンプルな構成。
フロント・リヤの切り替えはハーフトーンもあり。
コイルタップはなさそうです。
そしてなぜか、ストラップピンがこちら側にもついています(上にもあります)。
左利き兼用(?)ですかね
ネックはロングスケール(25 1/2インチ)なので、6弦のテンションもあって、サスティーンもそこそこ長いです。
ネックのそりはわずかな順ぞり・・・くらいかな?
ローズウッドのネックに、セミジャンボくらいのフレットが22Fまで打たれています。
ナット側の弦のロックはありません。
トレモロには「 EXTRA TOKAI 」とあります。
これは80年代にフロイドロースが入ってきた頃、トーカイが自社で作っていたトレモロユニットのようですね。
これを手がかりに、当時トーカイがこのユニットを搭載していたギターを当たってみましたが、このギターみたいなボディシェイプのはなかったです。
ヘッドにも当然ロゴはなし。
裏返してみると何か刻印されてますが・・・・・
0011194
TA TW AN
でしょうか? まったく意味が分かりません。
ペグも付け直した跡がありますね。
ちなみに非常に操作感のよいペグになっていました。
ちなみに購入価格は、10,800円 (値切り)→ 10,000円・・・・800円まけてもらいました(笑)。
ハードオフのギターにしては結構良心的な価格だったのではないかと思います。
( 何しろ中古ギターに関しては、「 ジャンク27,000円 」とか、わけのわからない高値がついているハードオフですからね )
このギターは大きさ的にはZO-3くらいで、重量も3kg(!)、ストラトキャスターより軽いです。
この軽さは偉大です。
部屋に置いといて、ちょっと手に取って弾く・・・時のハードルみたいなものがすごく低い。
もしこれが、ハードオフの値札どおり「 自作ギター 」であるのだとしたら、とにかくコンパクトで弾きやすいギターにしよう、という明快なコンセプトで作られている気がします。
製作者の方に拍手を送りたいですね!
今後はこれが練習用ギターになりそうです。
コメント
コメント一覧 (6)
久しぶりのギターネタですね😄
写真から見てもボデーの小ささがよく分かります。
もしかしてこれが今度の双望会で見れるのかな⁉
uwakinabokura
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軽量コンパクトで持ち運びやすいので持って行くかもしれないです。
しかし、このギター、万一ワンオフで作られたものだとすると、コストのかかり方は尋常でないはずなので、ピックアップなんかもいいのが着いている可能性も・・・・と、そういう夢を持つこととします(笑)。
uwakinabokura
が
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Civetさんはギターも詳しいんですね。
TA TW AN 3文字目が写真だとTじゃなくIのように見えます。
「台湾」じゃないですか?
uwakinabokura
が
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確かに! これはTAIWANですね。
そういえば、MADE INの部分がかすれているんだけど、MADE IN TAIWAN とも見えます。
台湾製ということは、ネックはフェルナンデス・・・? かな?
uwakinabokura
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かなり強引な改造ですが前オーナーの技術はかなり腕のいい方かと思われます。
uwakinabokura
が
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ご考察ありがとうございます。
なるほど、ネックとボディが別メーカーですか、そう言われるとそんな感じですね。
製作の意図が全く不明ですが、相当手間がかかっているのは間違いないです。技術のある方が遊びで作ったのでしょうか。
uwakinabokura
が
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