ピックアップを外してみました。

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何かピックアップの由来がわかるかなと思って裏返してみましたが、前のオーナーが書いたと思われる、「F」と「R」があるのみ。
フロントとリアを間違わないように、かな?
ということは、フロントとリアのピックアップは外見上同じだけど、内容は違う、ということかもしれませんね。
ということは、取りあえずは、最低限、ピックアップの特質を考えて配されている、と考えてよさそうです。

・・・・と、ここで、ピックアップ穴のザグリの角に、わずかな塗装はげを確認!

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ボディの材質が不明でしたが、この赤っぽい色は、アルダーですね!
現状、アルダーボディを採用しているのは結構高価なギターになってしまうので、これは二重丸! です。

どうりで、アルダーっぽい「 枯れた音 」がするなーって思ったんですよね。
・・・・なんて、音でボディの材質までわからないです、正直(笑)。
第一、ボディもかなり小さいし、あまりボディ鳴りは期待できないでしょう。

ヘッドのカバーを取ってみると、トラスロッドがありました。

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ネックのコンディションは割といいので、トラスロッド調整の必要はなし。

トレモロアームはもうちょっとボディから離したいので、取り付けネジを締めこんで調整します。

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よく見ると、ネジのところに日付が書いてました。

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2001年10月3日? このトレモロユニット「 EXTRA TOKAI 」を搭載した日付でしょうか。
ということは、トレモロ交換?
もともとは「 EXTRA TOKAI 」搭載ギターでなかったかもしれないですね。

この後、弦高をもうちょっと高くし、オクターブ調整をして終了。
また少し弾きやすくなりました。

このギターはボリュームをフルにしたり絞ったりで結構音色が動くし(特にフロント・ピックアップ使用時)、トーンコントロールもすごく効くので、ああでもない、こうでもない、といじっていると非常に面白いです。

・・・・現状、かなり掘り出し物だった気がしてきています!