R130Sの鏡筒に140SSの光学系を移植し、主鏡と補正板の距離を最適化した仕様で試写してみます。

0fb8f7bd.jpg


薄曇りで全然写らなさそうでしたが、とりあえず、いつものM42

dd44da0e.jpg

( 合成fl=428mm 合成F3.1 ISO1600 露出5秒 jpeg撮って出し )

まずは中心星像。この2つはM42の中にある星です。

c4b70032.jpg


やはり、15μmほどでしょうか。

続いて周辺星像


 
( 左上 )                          ( 右上 )


 
 
( 左下 )                           ( 右下 )

左上、右上はいいのですが、左下、右下の星像が肥大してしまってますね。
斜鏡の位置が悪いための片ボケか、補正板のセンタリング不良でしょうか。
眼視で焦点内外像を見ると、後者のような気がしましたが、いずれにせよ再調整が必要のようです。

しかし、逆に言うと、視野全面を左上、右上レベルに調整できれば、これはもう立派なフラットシュミット・カメラと言っていい状態になるのではないでしょうか。

何とかその状態まで調整していきたいものです。