140SSの光学系をR130Sの鏡筒に移植した仕様の各部調整をおこないます。

まず、補正板のセンタリングとスケアリング。
同心円を描いたプラ板を補正板の上に置き、レーザーコリメータ―で主鏡のセンターマークを狙います。

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レーザーが戻ってくるように主鏡の傾きを調整し、この後は主鏡の傾きは調整しません。
補正板の中心と主鏡の中心を通る光軸に斜鏡を割り込ませるというやり方になります。

接眼部と斜鏡も個別にレーザーで調整。

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ついでに工具レスになるよう、調整用のネジを蝶ネジに交換しています。

この後、スライド接眼部を鏡筒に取り付けましたが、組み付け状態でほぼ合っており、微調整で終わりました。

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さあ。これで完璧のはず。

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後はテスト撮影するだけですが、雨が降ってきてしまいました。
注目の結果はまた後日!