2日目、例によって2交代制で朝食を取り、星の子館から再びこどもの館に向かいます。
こちらで、昨日ポスターを貼った研究発表が行われるのです。
発表はわたくしのシュミット・ニュートンを含めて16題ありました。

発表に先駆けて、「 アピールタイム 」ということで、各発表者から1分間、簡単に自分の発表を説明して、その後の約2時間弱、ポスターの前で待機して、訪れた「 お客さん 」に説明を行います。

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「 星なかまの集い 」の客層からして、わたくしの発表( シュミット・ニュートン )には一人も見に来ないのではないかな? という懸念がありましたが、何人かの人が興味をもって説明を聞いてくださり、杞憂に終わりました。
訪れてくださった皆さん、ありがとうございました!

それでは、印象に残った発表をいくつか。

まず、みなもとPさんの「 アイマス天文部 スターライトステージ 」

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これは、TVアニメ「 アイドルマスターシンデレラガールズ 」とのコラボ企画で、星のジャンルでは今までにない画期的な切り口だと思いました。
ちなみに、みなもとPさんとは初対面でしたが、実はわたくしがネットでATMの情報を集め始めた約15年前によく出入りしていた掲示板の運営の方でもあり、詳しく話を聞くことが出来ました。
今回の最大の収穫といえます。

次に、熊森さんの「 だんだん光学系でここまで写る! ~だい2だん~ セレストロンC14による惑星撮影 」です。

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シュミットカセグレンC14で、天文雑誌の最優秀に相当するような素晴らしい惑星写真を多数撮影されています。
「 だんだん光学系 」とは、C14の光学面がステップだらけの「 段々 」であることを表した表現ですが、吸気2系統、排気3系統のファンを搭載するなど、数々の工夫をおこなっています。

酒居さんは、「 模型用モーターをセンサレスで低速かつ低速で駆動する方法 」です。
( ちなみに右隣に少し見えているのが、わたくしのシュミット・ニュートン )

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これは、わたくしがSP赤道儀の追尾に利用させてもらっているモーターのグレードアップバージョンと言いますか、さらに高トルクにしようという仕様・・・・だと思います。あと1/4ぐらい減速すれば恒星時にそのまま使えるそうです・・・・が、正直、自分もよく理解できていません。おそらくマニアック度数では会場No1だったでしょう。

しかし、この発表も訪問客が途切れることはなく、来た人は当たり前のように回路図等を理解して話していたのは、さすがだな、と思いました。

あと、小学生の素朴な、しかし素晴らしい発表や、高校の天文部のなんかもあって、

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バリエーションが豊かでした。

全部は載せられませんでしたが、その他の発表も全て素晴らしいものばかりで、とても勉強になりました。
おそらく、星なかまの集いのホームページで近々すべての発表が公開されると思います。
http://hoshinakama.jp/


・・・・続く!