研究発表で、自分のブース(?)からお客さんが途切れた時、ふと会場の後方を見ると、昨日の講師、大野裕明さんが、一人で座っておられました。

これはチャンス! 今しかない! ということで、

大野さんの名著、「 見ておもしろい星雲・星団案内 」を持っていき、
 
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サインしてもらいました!

そして、この本の内容についての30年来の疑問を大野さんご本人に回答していただくこともできました!
その疑問というのは、
「 6cmや8cmといった小口径でスケッチに描かれているような淡い部分まで見えたのだろうか? 」
です。

大野さんの回答は、

* その星雲の構造をあらかじめ頭に入れておき、時間をかけてじっくり見ているとだんだん見えてくる
* 当時( 1970年代 )の福島は空が暗くてスケッチのよう良く見えたが、今ではこんなに見えない
* さらに年をとって目が劣化しているのでますます見えないだろうね

というものでした。
さらに、

* 当時、6cmと8cmの見え方の違いを表現するのに苦労した。
* もうこんなの描けないなあ( 30cmでM42の微細構造をスケッチした自らの作品を見て )

などの話も聞けました。

大野裕明さんの印象を一言で表すと
「 とても人の話をよく聞く人 」
という表現につきます。

釈迦に説法かとも思いながら、星雲の色の見え方についての持論を展開してしまったのですが、初対面のわたくしの話を興味をもって聞いてくださり、本当に懐の深い方だなと感じました。

そうこうしているうちに他の人が来て、違った分野の話を始めたので、大野さんにお礼を言ってその場を離れました。短い時間でしたが、星を始めた中学生のころの気持ちに戻れた貴重な経験をさせてもらいました!


*****

その後、「 星なかまの集い 」はビンゴゲーム、閉会式と進んで終了。

正直、初参加で勝手がよくわからず、かなり効率の悪い時間を過ごしてしまったのですが、だいたいの傾向と対策を得ることが出来たので、来年は一石を投じてみようかな、と思っています。

「 星なかまの集い 」終了!