30cmを「 汎用赤道儀台 」に載せて、日周運動を追尾できるようにします。

「 汎用赤道儀台 」とは、さかいさんが開発・製作された、蝶番を極軸として利用する追尾プラットフォームです。

e942a15e.jpg

 f6fb3f3b.jpg


くわしくはこちらで↓


天板の上にいろいろなものを自由に載せ、日周運動を追尾させられるので「 汎用 」なのですが、今回は30cmの架台と一体式にして「 専用 」とします。

天板の中央に穴を開け、三ヶ所にテフロンチップをピンで固定します。
b7004e43.jpg

 988d5ced.jpg


つまり、「 汎用赤道儀台 」を架台ベースとして利用するわけです。
架台のフォーク部分が赤道儀台の上で水平回転します。

a004966f.jpg


この状態で、フォーク部 ; 6.2kg、 赤道儀台 : 7.0kg 合計 13.2kgとなります。

鏡筒を載せてみます。

182fa596.jpg


ここで予想通りの問題発生。
先日、架台を地面ベタ置きにした状態で見やすくするため接眼部に30度くらいの仰角を持たせる改造を行ったばかりなのですが、赤道儀台に載せると接眼部が高くなりすぎて、台か脚立が必要になってしまいました。

そこで、結局、接眼部を水平の位置に戻しました。

899961ef.jpg


これで、鏡筒の仰角70度くらいまでは背が届くようになりました( 当方身長172cm )。
これなら実用上、台や脚立は必要ないと思われます。

こんなスタイルで運用しようと思います。

b35b5d28.jpg


ファインダーをリゲル社のクイックファインダーに交換。
鏡筒の前後バランスは筒先から吊ってある「 かご 」に交換用アイピースを入れて調整します。

夜に追尾テストをしようと思ったんだけど曇ってしまったので、これはまた次の機会です。