チョイ見用30cmの主鏡を、双望会のフリーマーケットで入手した「増増増反射ミラー」に換装します。

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左側がもともと30cmについていたGS社製の30cmF5ミラー、右側が今回入手したもので、GS社製の30cmF5に再メッキする際に増増増反射コーティングのアルミメッキを施したものです。

このコーティングによる反射率の周波数特性は以下のとおり。

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500~550nmあたりでは、98.5%、650nmでも93.5%という驚異の反射率を誇ります。
( 測定表は2年半も前のものなのでこれより少し落ちているとは思いますが )

普通のアルミメッキですと、新しい状態でも500~550nmあたりでは、90%、650nmでも85%くらいが一般的ですので光量10%増くらいの割合になります。

写真ではわかりにくいですが、床のじゅうたんに置いて、天井を写してみますと、増増増反射コーティングの方が明らかに明るく写るのが見た目でわかりました。

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ただ、左のノーマル状態GS鏡がメッキ面の直径が実測300mmなのに対し、右のコーティング鏡では実測295mm。
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なぜか、コーティング鏡の方が鏡周の「 面取り 」が深く、3mmくらいあり、メッキ面の面積を減少させています。面積減による光量低下が約3%になりますので、10%-3%=7%の光量増にとどまるでしょうか。

同じGS社の30cmF5なので、どうしてこうなっているのか不明ですが、ノーマル鏡は結構メッキのエッジがギザギザしているので、回折の悪影響をなくすため再メッキの際にあえて深めに面取りをした、とかでしょうかね?

ともあれ、焦点距離が違っていたらこの鏡筒では使えないので、ピント位置確認のため星を見てみます。

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ピント位置はほとんど前と変わりません。fl=1500mmで間違いなさそうです。

像は・・・・・明るくなっているんでしょうか?
この辺はサイドバイサイドで比較しないとわからないでしょうね。

シーイングが悪いけど、ペンタックス XO2.5mm で600倍まで倍率をかけてみました。
星が踊りまくっててやjはりわからないですね。
でも、変なくせはなさそうだし、たぶん鏡面精度も問題ないと思います。

この後、パラコア+WS30mm+W2フィルターで、色温度補正をした二重星団やプレアデスで星の色を楽しみ、M42の色も何となく確認( 中央部青白色、周辺暗いエンジ色 )しましたが、夜半前に雲が広がってきて終了。


とりあえず、30cmF5鏡を2枚確保した形にはなっていますので、将来の双眼化の芽もでてきてしまいました。

しかし、これから45cmの鏡筒を作らないといけないので、30cm双眼なんていつ作るんだ、という話もあります(笑)。
さらに、15cmF6.7自作鏡の鏡筒もまだ作ってないし・・・・・

自爆したかもしれません・・・・・(笑)