ドイツのAPMから、像面平坦をコンセプトにしたアイピース、「 ウルトラ・フラットフィールド 」シリーズ、10mm、15mm、18mm、24mm、30mmが販売されています。

http://www.apm-telescopes.de/en/eyepieces/58-74-wide-angle/apm-ultra-flat-eyepieces.html

これの30mmをいち早く入手したNick Aoki さん( 30mmはまだ国内販売されてない )がインディゴ式i延長レンズとの併用で非常によい評価をされていましたので、入手することにし、24mmか30mmかで随分迷ったのですが、最終的に24mmを 2本 発注しました。

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               ( 24mm )                             ( 30mm )

自分はF4~5の望遠鏡を常用しているのと、瞳が5mmくらいまでしか開かない( 以前の双望会でインディゴさんに計測してもらいました )ため30mmはいまひとつ用途が限られそうだったからです。

さらに、、24mmは31.7mmバレル、30mmは2インチバレルなので、24mmの方が接眼部の汎用性が高く、今後製作予定の双眼望遠鏡が31.7mm接眼部でもよさそうかな、という理由もあります。
特に直視反射双眼望遠鏡を作る場合、接眼部が31,7mmでよいと、軽量・コンパクト・光路長・目幅の確保など、全ての面において設計の自由度が上がります。
逆に言うと、2インチアイピースを使用可能にするために双眼望遠鏡の設計がかなり制約を受けてしまう、ということですね。自慢じゃないけど、この問題には15年来悩まされ続けてきました(笑)。

それはさておき、UF24mmは一応国内販売されているのですが、ネットで見ると5万くらいの値がついていますね。APMのサイトでの価格は、127,00EURなので1ユーロ136円で計算すると、17,212円。
自分は2本注文し、様々な諸経費含めても5万かかってないので、現状、かなり豪快な内外価格差があるようです。
このように海外から直接買う場合は価格的なメリットも大きいのですが、やはり納期がかかるのが一番の欠点ですね。
APMの場合4週間とのことだったので、まあそんなもんだろうと思って注文したのですが、発注後になってから

>Remarks and comments regarding your order:
>24mm will be back in stock next month


在庫が戻るのは来月・・・ だと? ということは入手できるのは早くて二か月後? そういうの、先にサイトに載せときや! というオチがつきましたとさ(笑) 

どうも、在庫回復までの4weeksを商品到着までにかかる日数と勘違いしてたっぽいです。
24mmだけ在庫切れで、他の焦点距離のは全部在庫があるようですね。やはり24mmが一番人気でしょうか?
いずれにせよ、到着はしばらく先になりそうです。