スカイウォッチャーDOB6クラシック、15cmF8ドブソニアン望遠鏡です。

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これは2018年7月6日にスカイウォッチャー・ブランドで 新発売 されたものですが、以前、国際光器でホワイティ・ドブ15cm( 29,800円 )として売っていたものの同等品ですね。( ホワイティ・ドブのサイトまだウエブ上に残ってました )↓
http://kokusai-kohki.com/Legacy/WD(ALL)/whiteydob.html

当時、ホワイティ・ドブは30cmが99,800円とかの買いやすい価格だったため結構人気があったように思うのですが、15cmはあんまり売れなかったらしく、発売当初の在庫の最後のほうを15,000円とかで投げ売りした後はもう仕入れなかった感じで、それ以降は入手できなくなっていました。

15cmF8という汎用性の高いスペックに圧倒的な低価格。自分は当時からホワイティ・シリーズの中では15cmに一番魅力を感じていたのですが、結局買いそびれたまま現在に至っていました。そして最近、再販されていることを知り、しかも8/20からの決算セールで、23,000円( 税込24,840円 )に値引きされているに至っては
もう買うしかなく(笑)。

というわけで、DOB6クラシックがやってきました。税込24,840円だけど送料が5000円とかかかったら、あんまり意味ないな、と思っていましたが、何と送料は無料。15cmF8望遠鏡一式が、破格値で入手できたことになります。

F8だから、鏡筒はやはり長いですね。鏡筒のみの重量は約6.0kg。

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ファインダーとして6×30㎜の標準的なものがついています。
以前はローコストドブソニアンのファインダーと言えば、5×24mmのシングルレンズを絞りまくった仕様のものがほとんどでしたけど、今はアクロマートレンズのちゃんとしたものになってるんですね。

アイピースは「 SUPER25㎜ 」と「 SUPER10㎜ 」。

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何が「 SUPER 」なのですか? という話なのですけど、まあ、トイグレード最高級品ってことでしょうか? しかし、ワイドアングルと銘打っているだけあって、見かけ視界は結構広くて、25㎜で58°? 10㎜で62°? くらいはありそうです。周辺の像質はともかく、目標天体を導入するときは少しでも視界が広いほうが使いやすいので、限られたコストの中でのこの方向性は実用性を考えた健全な進化といえますね。

追記;雲の間に月が見え隠れしていたので、SUPER10mm120倍でコリメート撮影してみました。

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( 明るさ。コントラスト調整 )

中心部は非常にシャープですね。かなり良く見えます。周辺に行くにしたがって像が悪くなりますが、対物がF8だけあって大きく崩れはしません。ただし、周辺部は倍率の色収差のようなものも見えます。


架台には31.7mm3個、2インチ一個がおけるアイピースホルダーがついてます。

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しかし、31.7のほう、RPL25mmのような比較的径の大きいものを置くと、つっかえて斜めになってしまいます(笑)。もうちょっと手前に伸ばしてほしかった・・・・いやそうすると突起物になって邪魔か。

接眼部も今では珍しくなってしまったラック&ピニオン式で、必要最小限のシンプルなもの。

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でもこの接眼部は軽量なので、鏡筒全体の軽量化に貢献していると思います。2インチ対応となっているのは発展性がありますが、2インチADと31.7mmADをφ55mmくらいのドローチューブへ「 差し替えて 」交換しないといけないのが、とてもわずらわしいです。2インチADに31.7mmAD差し込む一般的な方式に改めてもらいたいですね。ま、31.7ADを使わなければいいだけの話ですが。
( 追記 ; 31.7mmADに差し替えないとピントが出ないアイピースがあるためと判明 )

あと、鏡筒前部のリングの真円度が悪いのでしょうか? 鏡筒のフタが着脱しにくいです。

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さらに、下の画像のように、主鏡セル部分を外すと再び鏡筒にはめ込むのに一苦労します。リングと鏡筒、両方の真円度が悪いのでしょう。主鏡の実測サイズは鏡材φ150㎜くらい、メッキ面の径は148㎜くらいです。

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有効径148㎜の主鏡に対し、斜鏡は短径34㎜、ホルダーの径が実測35㎜でしたので、中央遮蔽は23.6%。F8の口径比と相まって月・惑星にも適性が高そうです。また、F8だと光軸修正がややルーズ( 程度問題ですが・・・ )でも光学性能を発揮しやすいので、この辺も個人的なポイントは高いですね。

・・・・・・後編に続く!