15cmF4 PL55mm 11倍 にナイトビジョン(NV)で西に傾いた、M8、M20を狙います。
そこそこ空の暗い場所とは言え、ノーフィルターではかなりバックグラウンドが明るくなり、星がギラギラしています。M8、20の星雲はまあ、わかるかな? くらい。
Hα半値幅12nmのフィルターを入れてみると↓
だいぶバックも引き締まって星雲が分かりやすくなりました。あと、今まであんまり気づいてなかったのですが、フィルターを入れることで星像がシャープになるんですね。NVの対物はF1.2という強烈なものなので、ひょっとしたら色収差が残ってて、ノーフィルターのように幅広い帯域で採光した場合、星像を肥大させるのかもしれません。
続いて、Hα7nm↓
星の数は少なくなりますが、かなり星雲が見やすくなります。まあ、やはり7nmが、HⅡ領域を観望するときの定番フィルターになりますか。
そして、Hα3.5nm↓
いやー、これはもう星とか知らん、散光星雲だけ見てもらうよ、と言わんばかりの潔さです。
うちはメニュー散光星雲しかないから、みたいなガンコ親父のこだわり屋台ですかと(笑)。
そういうのぼく好きだなあ! ぼくも、ロンドン好きなんですよ・・・・(←すいません、分かる人だけ笑ってください)
そして、OⅢとHαの両方を通す、STC Astro Duoフィルター↓
ちょっとおとなしく、見やすい感じになりますね。汎用性は一番高そうです。
ただ、NV対物の色収差が気になり始めたので、星像が少し肥大しているような気もします。
単にピントが甘いだけの可能性もありますが・・・・
で、笠井OⅢフィルター↓
うーん、やっぱり単波長だと星像はシャープになるんでしょうかね。
しかし、先日から3色分解に、このOⅢフィルターを使ってるんですけど、何だか星雲が全然写らないんですよね。何かが間違ってるかもしれません。
次回は、OⅢとHβを通すスーパーネビュラフィルターにしてみようかな?
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