自分の個人的な好みを言えば、大口径望遠鏡では、やっぱり惑星状星雲を見たいですね。

その中でも、見ごたえのあるものと言えば、M27。これは中一の時、初めて自分で導入できた思い出のある星雲でもあります。

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( 写真を眼視風に加工したもの )
M27の両替屋マーク

の切れ込みのところにある淡い部分がすごくはっきり見えています。そして、この部分がエンジ色に色づいているように見えるんですよね。

続いて、土星状星雲。

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( 写真を眼視風に加工したもの )

これは、明らかに青緑色に見え、非常にコントラストが高いですね。

青緑と言えば、オリオンの頭のところにある小さな惑星状星雲、NGC2022も見せてもらいましたが、これも青緑色に見え、視直径の小ささと相まって、海王星のようなイメージでした。
( ちなみに、当日、55cm双眼では天王星は白く、海王星は青緑にそれぞれ面積を持って見えていました。 )

NGC246(どくろ星雲)これも素晴らしかったですね

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( 写真を眼視風に加工したもの )

エッジが立っているというか、輪郭が非常に明確に見え、内部の構造もわかります。

あと、まばたき星雲も明らかに青緑色に見えました。

しかし、はるかかなたの宇宙で、星が一生の最後に放出したガスが、このように青緑の色をもって地上から観望できるなんて感動です!
いやー、惑星状星雲って本当にいいものですね!

・・・続く!