DOB6クラッシック 15cmF8ドブソニアンですが、光軸修正のやりにくさに不満がありました。

まず、斜鏡ですが、調整用のM4イモネジがホルダーの中に埋もれていて見えないため、外見上はスマートなものの、ネジに六角レンチのサイズ選定を手探りでしなければならないなど、かなり面倒なものになっています。

183450a1.jpg


そこで、イモネジをこのようなM4長ネジに交換して工具レス化。

9ac6452a.jpg

 651c4eb6.jpg


ネジの頭が小さいので少し持ちにくいのですが、なんとか手でアジャストすることができるようになりました。

次に主鏡部ですが、押しネジがM5のイモネジ、引きネジがM5の皿頭ネジと、やはり外見のスマートさを優先したレイアウト。なぜ光軸修正にわざわざ六角レンチとドライバーの両方使わせる・・・・・・(笑)

d56d5a65.jpg


ここは、引きネジをローレットネジ、押しネジを蝶ネジにすることで,,,、隣り合ったネジどうしの干渉を防ぎつつ工具レス化しています。

aabd5e06.jpg


蝶ネジの方がかなり出っ張っていますが、ここを下にして鏡筒を立てることはないので特に問題なし。
こちらはかなり合わせやすくなりました。

こういったネジ類の操作性は、光軸修正の精度・頻度に大きくかかわってくるので重要ですね。

下の画像は、GINJI150FNの主鏡セルですが、光軸修正ネジが手で操作できるようになっているので、合わせやすいです。ネジが飛び出していて、やや不格好ではあるのですが、使う立場に立った構造といえます。

3f1a5f21.jpg


まあ、しかしDOB6クラシックの問題点をまた一つ解決することができてよかったです。

ノーマルのドブソニアン架台に戻してみました。

ea0dbcba.jpg


やはり、赤道儀に載せるよりもこのほうがバランスがよくてカッコいいですね!