例によって、かわいいイラストつきの保証書と共にそれらはやってきました。

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ナグラーを目指して開発された? 賞月観星UWA16mm82°×2 です!

このアイピースは税込み11,200円という低価格が設定されており、2本買いやすい状態なのですが、もしこれが本当にナグラー相当( タイプ5の16mmを想定か? )だとすると、イーソス→XWA 以上の価格破壊となります。

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特にこの16mmは発売当初すぐ完売しており、先週の金曜に在庫が回復したのを見て、即発注していたのですが、月曜の今日には早くも売り切れになっていたので、多くの人が注目しているのがわかります。
自分のように2本買った人も多いんじゃないかな?

さて、2本買うということは・・・・・・

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もちろん、インディゴ式延長レンズ(1.33倍仕様)+BS双眼装置 で使うためのものです。

30cmF5、合成fl=1995mm 125倍 実視界0.66°で2重星団を見てみます。

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0.66°なので二重星団の片方ずつしか見られないですが、
視野全面にわたってフラットでピンポイントの星像
が得られました。コントラストや星の色の再現性もいいですね。
個人的に チブル星人 と呼んでいる、二重星団の中のアステリズムに黄色い星があるのもわかりました。

インディゴ式延長レンズは、アイピースとの相性が結構あるのですが、そういう意味で、このUWAは適性がありそうですね。延長レンズ使用の方には性能面でも価格面でも自信をもっておすすめできます。

コスモキッズ双眼には、ナグラーtype2 16mm を使用しているのですが、よりコンパクトで軽量なUWA16mmに換装する手もありますね。

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しかし、1万円ちょっとの価格で、これほどの性能を実現したアイピースは、今までにはなかったです。
この価格帯の他のアイピースが全然売れなくなってしまうんじゃ? っていういらぬ心配をしてしまいます。

さあ、アイピースの勢力図、今後どうなるんですかね?