ジャズのコード進行において各キーでのダイアトニック・コードが分かる早見表を考えてみました。

用意するものはDVDのケースと、付属している透明のプラ円盤、そして紙にプリントアウトした5度圏の表です。

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5度圏の表はいろいろなパターンがあるのですが、今回はこういうものを使っています。


まずは、この表をドーナツ状に切り抜きます。

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そして、DVDケースにはめ込む。

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この表では7つのダイアトニックコードがひとかたまりになっているので、透明のプラ円盤を上に置き、それらをマーカーで塗っていきます。

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今回はサブドミナントを黄色、トニックを黄緑、ドミナントをピンクに塗ってみました。

こちらは、メジャー・キーでのパターン。ちょっと見にくくなってしまいましたが、コードのディグリー・ナンバーも書いておきます。

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こちらは、マイナー・キーでのパターン。

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透明のプラ円盤を回すことで、12のキーでのダイアトニック・コード、しかもメジャーとマイナー両方のが分かるというものです。

星座早見表をヒントに作りましたが、こういうコードの早見表は、意外とないような気がします。

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ちなみに、英文サイトでは、これに同じような( しかし、もっとマニアックなスケールにも対応 )機能を持っているのもありました。

でも、パソコンのディスプレイ上ではやっぱり見にくいので、アナログ人間の自分としては、実際に手を動かして円盤回すほうが使いやすいですね。

いずれにせよ、コードの事をちゃんと分かってる人は、こういうの完全に頭に入っているんだろうけど、自分の場合、Cメジャー・キーでしか瞬間的には分からないレベルなので、こういう早見表が必要になります。

そして、この早見表を具体的にどのように使うかというと・・・・・・

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このようにリード・シートにコードのディグリー・ネームを書いていく時に非常に便利!
例えば「 SMOKE GET IN YOUR EYES 」ですと、キーが「 F 」なので、円盤の「 1 」の部分を「 F 」に合わせることで、ダイアトニック・コードが一発で分かってしまいます!

さらに、途中で「 Db 」に転調するのですが、その場合でも透明の円盤を回して「 1 」を「 Db 」に合わせるだけ!

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これは本当に便利です。

さらに、ダイアトニック・コードが分かるということは、それ以外の、ノン・ダイアトニックがあぶり出されてくるということなので、コード進行の分析もできます。

この早見表のおかげで、」「 SMOKE GET IN YOUR EYES 」には、Ⅲ7(ⅥmかⅣ△7に進行する)やⅢbdim(パッシング・ディミニッシュ)、Ⅵ7(Ⅱm7へのセカンダリー・ドミナント)、などのノン・ダイアトニック・コードがあることがわかりました。

さあ、2019年は、この早見表を駆使して、ノン・ダイアトニック・コードを使ったジャズの定番コード進行をたくさん覚える予定!