これはナイトボジョンを、低倍率・広角・双眼で使用するためのシステムで、やはりインディゴ工房での製作になるものです。

71b0779d.jpg


対物は、本来のナイトビジョンの対物のみを使用する場合が1倍、3倍テレコンバーター、5倍テレコンバーターをを使用することで、3倍、5倍と拡大することができます。

テレコンバーターに続いて、5連フィルターターレット、さらに白い筐体の部分にはナイトビジョン本体が内蔵され、2枚の平面鏡で4の字型に折り返す天頂ミラー、そしてその先にあるパピリオで、接眼レンズを外したナイトビジョンの蛍光面を実体顕微鏡的に拡大して観察するシステムです(・・・・・説明がゴチャゴチャし過ぎててすいません )。

先日の北海道陸別町にて、このシステムで5倍テレコンバーターを使ったバラ星雲はこんな感じに見えました。

05b2c1ae.jpg

( Hαフィルターを使い iphoneのカメラによるスナップ写真 )

バラ星雲は視直径が大きいので5倍程度でも見応えがありますね!

このシステムは簡易経緯台に載っていて、快適な操作感でフリーストップに動かすことができるのですが、ipadに表示されたskysafariの画面に今見ている天体が表示されるようになっているので、とても便利です。

d1a55769.jpg


また、ナイトビジョンの画面が明るいので、ipadのディスプレイを赤フィルター等で減光する必要がなく、カラーで使用できるのもありがたいですね!

ea67a8a5.jpg

( 画面奥の建物は我々が宿泊した、陸別町「 銀河の森コテージ村 」です )

しかし、さすが「 日本一寒い町 」陸別町、3月とはいえ夜間は軽く零下になる気温で、ほどなくipadのバッテリーが沈黙、残念ながら本来の利便性を発揮するには至りませんでした。

しかし、1倍・フリーストップで、当てもなく夜空を流すのもこの対空システムの真骨頂。

実は、Civet家の素人諸君に一番受けが良かったのは、この1倍システムで見た冬の大三角であったり、北斗七星であったりしたのでした(笑)。