MAKSY双眼です。

MAKSYやNEWTONYは鏡筒のフタをを開けることで、光学系のレイアウトが学べるようになっているのだけど、それを温度順応のための換気に利用する、と。フタの目的外使用と言いますか。

さて、MAKSY双眼はカウンターウエイトを取り付けたミザールのK型経緯台に載せてますが、これがすごく使いやすかったです。あくまでウエイトを追加した「改造状態」ではありますが、ハーフクランプでフリーストップ状態にすると、ぬめーっと動かせてピタッと止まる操作感の良さ! しかもハーフクランプでもしっかり微動が効くし、上下水平ともウォームによる全周微動で巻き戻し不要と来ている! 搭載重量等を抜きにした「操作性」だけで言うと、今まで自分が使ったことある経緯台、ビクセンのカスタム型、HF、ポルタ、五藤のテレパック架台、スコープテックのZERO、などのどれよりも優れています。隠れた名機ですね!
最後に敢えて言おう、
ミザールK型経緯台、あれはいいものだ!

梅雨入り宣言された四国地方ですが、久しぶりに晴れたので、これにlavendura30mmをつけ、 27倍にて月を見ています。

月齢は12手前くらい。”月面クレーターのリムがハイリゲインシャインによって輝く高輝度スポット”個人的通称「月面キラキラ」が1番よく見えるフェイズですね!

(iPhoneにてコリメート撮影)
27倍と言う低倍率ですが、やはり双眼視の臨場感で月面の詳細や階調が素晴らしく、ずっと飽きずに見ていられる感じです。しかし、MAKSYだと月面キラキラも見えなくはないけど少しおとなしい表現になるかな、と思いました。そこでテレパック60AL、五藤H25㎜36倍と比較。


月齢は12手前くらい。”月面クレーターのリムがハイリゲインシャインによって輝く高輝度スポット”個人的通称「月面キラキラ」が1番よく見えるフェイズですね!

(iPhoneにてコリメート撮影)
27倍と言う低倍率ですが、やはり双眼視の臨場感で月面の詳細や階調が素晴らしく、ずっと飽きずに見ていられる感じです。しかし、MAKSYだと月面キラキラも見えなくはないけど少しおとなしい表現になるかな、と思いました。そこでテレパック60AL、五藤H25㎜36倍と比較。

やっぱりですね。月面キラキラは、テレパックの方がかなりよく見える・・・しかし、上には上があって

5㎝F17ハーシェル・ニュートンにLavendura30㎜(プロトタイプ)28倍が月面キラキラ最強ではありました。この辺は以前検証した通りで、いつもの結論です。いずれはハーシェルニュートンを双眼にしないといけないのでしょうか? ま、それはまたの機会といたしまして(笑)。
さらに再確認したのですが、屈折と反射では明らかに反射の方が月が青白っぽく色温度が高くなりますね。たぶん屈折の少し黄色っぽいのが本来の色なのだと思います。

5㎝F17ハーシェル・ニュートンにLavendura30㎜(プロトタイプ)28倍が月面キラキラ最強ではありました。この辺は以前検証した通りで、いつもの結論です。いずれはハーシェルニュートンを双眼にしないといけないのでしょうか? ま、それはまたの機会といたしまして(笑)。
さらに再確認したのですが、屈折と反射では明らかに反射の方が月が青白っぽく色温度が高くなりますね。たぶん屈折の少し黄色っぽいのが本来の色なのだと思います。
月面観望のベスト光学系に関しては色々な要素を考えた上で今後追求していく必要がありますが、今日は取りあえずMAKSY双眼で見ていきます。

月面キラキラは少しおとなしくなるけど、月の手前を鳥とかが飛んで通過すると、立体感があってなかなか面白いのですよね。

月面キラキラは少しおとなしくなるけど、月の手前を鳥とかが飛んで通過すると、立体感があってなかなか面白いのですよね。
で、しばらく見ていたのですが、えっ!? ちょっと待ってくださいよ山本さん!
なんだか最初見た時より像のシャープネスが増しているような気がするのですが・・・あ、ひょっとしたら温度順応したのかな? MAKSYも密閉鏡筒のマクストフカセグレンだから温度順応することで像が落ち着いたのかも知れない。もしそうだとしたらMAKSYは観望前に最初鏡筒上面のフタを開けとけばいいってことか・・・

こういうことですかね? 鏡筒内にほこり入りそうで嫌は嫌ですが・・・しかし普通の密閉鏡筒のマクカセと比べたら温度順応は相当早そうではあります。
考えてみたら鏡筒が解放できるマクカセなんて世界唯一なのではありませんか?!

こういうことですかね? 鏡筒内にほこり入りそうで嫌は嫌ですが・・・しかし普通の密閉鏡筒のマクカセと比べたら温度順応は相当早そうではあります。
考えてみたら鏡筒が解放できるマクカセなんて世界唯一なのではありませんか?!
MAKSYやNEWTONYは鏡筒のフタをを開けることで、光学系のレイアウトが学べるようになっているのだけど、それを温度順応のための換気に利用する、と。フタの目的外使用と言いますか。
というわけで、温度順応したMAKSY双眼にて1時間ほど月面を堪能し、それなりに蚊にも刺されされましたので(笑)、撤収。

さて、MAKSY双眼はカウンターウエイトを取り付けたミザールのK型経緯台に載せてますが、これがすごく使いやすかったです。あくまでウエイトを追加した「改造状態」ではありますが、ハーフクランプでフリーストップ状態にすると、ぬめーっと動かせてピタッと止まる操作感の良さ! しかもハーフクランプでもしっかり微動が効くし、上下水平ともウォームによる全周微動で巻き戻し不要と来ている! 搭載重量等を抜きにした「操作性」だけで言うと、今まで自分が使ったことある経緯台、ビクセンのカスタム型、HF、ポルタ、五藤のテレパック架台、スコープテックのZERO、などのどれよりも優れています。隠れた名機ですね!
最後に敢えて言おう、
ミザールK型経緯台、あれはいいものだ!
コメント
コメント一覧 (2)
マクストフカセグレンとしては亜種ですかね?
ユーザーとしては解放されているのは他にもあるよと言いたいところですがちょっと違うのかな?
認知度低すぎな望遠鏡だもんなぁorz...
uwakinabokura
が
しました