第二星空サイトに戻ってきました。

ここで見せてもらったいくつかの望遠鏡を紹介したいと思います。
K.FunakoshiさんのTAL-65:65mm,F7.7ニュートン反射赤道儀
これも非常にシャープで色表現も素晴らしい鏡筒ですが、普通のマクストフカセグレンとは逆に今回は筒先のマクストフレンズが凸面になっているのが特徴です。今回マクストフレンズを外して見せていただけました。
この2つの望遠鏡に関してはK.Funakoshiさんのホームページにも公開されていますね。
さらにこれです。

Questar7、D=178mm、fl=2426mmの大型クエスター!

架台の赤経回転部は車のアルミホールと見まがうばかりの大きさですが細部の造りのよさは本当に別格ですね。もちろん光学性能も一流。夜間に土星を見せてもらう機会がありましたが像の切れ味、コントラスト、彩度ともに素晴らしく、以前別の方に見せていただいたCZJのMENISCAS180を思い出しました。
TAL-35 Newton Telescope souvenir 口径3.5cmニュートンの反射望遠鏡レプリカです。

この手のレプリカは色々ありましたがロシア製のこれは鏡筒まで木製で非常に高い質感でした。
以上はK.Funakoshiの望遠鏡、非常に面白いものを多数所有しておられます!
こちらはD130F5.5さんの自作鏡10cmF6をアルミアングルの四角鏡筒に入れた写真用鏡筒です。

以前は確かタカハシ90Sだった架台がEM-200にグレードアップ。というのもマッチプレートを介してこのようなカメラのついた鏡筒が同架されています。

牛乳パックが目を引きますが、これは迷光防止のカバー。これを外してもらうと・・・

一挙にこのようなマニアックな姿に。へべリウスの空気望遠鏡的な絞りがカッコいいですね!
こっちはスピカ改だったかな。

風景を見せてもらいましたがすごくシャープに見えました。
さて、その他にもいろいろな望遠鏡があったのですが、暗くなる前に15㎝F15フォールディッドを組み立てておきたいのであまり時間がありません。さらにここでもたもたしてると夕食を食っぱぐれる可能性もあるので第二星空サイトに唯一営業しているガパオライスのキッチンンカーが開いているうちに買っておきます。

「生姜ガパオライス」1000円をチョイス。

失礼ながら見た目はそれほどでもないののですが、食べると無茶苦茶おいしかったのです。ぜひ次回も食べたいですね!
さて、腹ごしらえもできたところで15㎝F15フォールディッドの組み立て。まだ不慣れで迷う部分もあって40分かかってしまいましたが、何とか明るいうちに稼働開始。

取りあえず組み立て直後の時点では、Nekomeshiさん、yagiさん、マリーチさん、萩谷さんなどの皆さんに覗いてもらうことができました!
暗くなりはじめたところでちょうど満月も上がってきます。

しかしお客さんは少ないですね・・・この時点で子供さん連れの一般ギャラリーが2組? くらいおられたでしょうか。しかし満月の全景を見てもらうと「すごい!」「まぶしい!」などの歓声が上がり、かなり喜んでいただけました。15㎝は山崎式で接眼部の高さが変わらないため、やはり子供さんに見てもらう時は便利ですね。
完全に暗くなってしばらくすると一般ギャラリーはほとんどいなくなった模様(自分が気づいてなかっただけでいたかもしれませんが・・・)
第二星空サイトは眼視で一般ギャラリーに望遠鏡を見せる場所であり、我々はそれを実行するべく事前登録をした上で望遠鏡を持って集まったのですが、その企画はあまり機能しなかったようです。ただし、今回の会場レイアウト自体が意欲的なチャレンジであり、どう転ぶかは誰にもわかりませんので仕方ない面があります。とりあえず現状のやり方ではここにギャラリーが集まらない事だけははっきりしましたので、その貴重なデータが得られたとも言えます。来年以降の会場レイアウトや告知の方法にこれを生かすことができれば「大いに意味のあった空振り」となりますのでそのフィードバックに期待!
さて、というわけで第二星空サイトでは望遠鏡を持ち込んだマニアかその周辺の人たちのみになったと思われましたので、観望はマニア同士の交流にシフトします。
これはutoさんの20㎝重箱ドブ(こんなブレブレの写真しかなくすみません)

組み立て式のトラス鏡筒を一脚で支える方式で、少し操作にコツがいりますが非常にシャープな像を見せてもらいました。
あとは酒居さんの40㎝ドブや、Nickさんの「新兵器」20㎝F8ニュートン、K.FunakoshiさんのQuestar7などいずれも素晴らしい望遠鏡の数々を見せていただきました。
15㎝F15フォールディッドの方も、utoさん、酒居さん、Nickさんじろーさん、superstarの谷藤さん、 D130F5.5さんといった目の肥えた方々に見ていただきましたが「惑星のコントラストが高い!」という評価をいただけたのはうれしかったですね。また、アポダイジングマスクをつけたり外したりのbefore-afterの比較でも明らかにアポダイジングの効果を認めていただき、これらの検証も充実していました。
この2日目土曜日の晩は1日目金曜日より晴れ間も多く、シーイングも少し良かったので15㎝F15アクロマートによる惑星像を割と多くの方に楽しんでいただけたと思います。夜半前には曇ってきましたが、ちょうどそのころ開会式の司会の女性の方が来られ、晴れ間が出るのを長いこと待ってくださいました。幸い何とか雲が切れて見てもらえた時
「望遠鏡で木星とか見せてもらっても大体太い縞が2本見えるだけなんですけど、この望遠鏡で見るとその他にも細かい筋みたいなものがたくさん見えますね!」
というコメントをいただいたのも印象に残っています。
その後はほぼ曇り。日の出光学の宮野さんも見に来てくださったのですが、わずかに雲が切れた一瞬(5秒程度?)を見てもらえたのみ・・・ぜひ今度ゆっくりご覧ください!
その後曇天の中Nickさんと話していたのですが、それがついつい長くなっているうちに・・・ポツリ!・・・雨や! 危ない、危ない、そのまま望遠鏡出しっぱなしで寝たら濡らすとこやった。と言うわけで望遠鏡にシートをかぶせ、0時30分ごろ就寝、2日目終了となりました。
続く!

ここで見せてもらったいくつかの望遠鏡を紹介したいと思います。
K.FunakoshiさんのTAL-65:65mm,F7.7ニュートン反射赤道儀
これも非常にシャープで色表現も素晴らしい鏡筒ですが、普通のマクストフカセグレンとは逆に今回は筒先のマクストフレンズが凸面になっているのが特徴です。今回マクストフレンズを外して見せていただけました。
この2つの望遠鏡に関してはK.Funakoshiさんのホームページにも公開されていますね。
さらにこれです。

Questar7、D=178mm、fl=2426mmの大型クエスター!

架台の赤経回転部は車のアルミホールと見まがうばかりの大きさですが細部の造りのよさは本当に別格ですね。もちろん光学性能も一流。夜間に土星を見せてもらう機会がありましたが像の切れ味、コントラスト、彩度ともに素晴らしく、以前別の方に見せていただいたCZJのMENISCAS180を思い出しました。
TAL-35 Newton Telescope souvenir 口径3.5cmニュートンの反射望遠鏡レプリカです。

この手のレプリカは色々ありましたがロシア製のこれは鏡筒まで木製で非常に高い質感でした。
以上はK.Funakoshiの望遠鏡、非常に面白いものを多数所有しておられます!
こちらはD130F5.5さんの自作鏡10cmF6をアルミアングルの四角鏡筒に入れた写真用鏡筒です。

以前は確かタカハシ90Sだった架台がEM-200にグレードアップ。というのもマッチプレートを介してこのようなカメラのついた鏡筒が同架されています。

牛乳パックが目を引きますが、これは迷光防止のカバー。これを外してもらうと・・・

一挙にこのようなマニアックな姿に。へべリウスの空気望遠鏡的な絞りがカッコいいですね!
こっちはスピカ改だったかな。

風景を見せてもらいましたがすごくシャープに見えました。
さて、その他にもいろいろな望遠鏡があったのですが、暗くなる前に15㎝F15フォールディッドを組み立てておきたいのであまり時間がありません。さらにここでもたもたしてると夕食を食っぱぐれる可能性もあるので第二星空サイトに唯一営業しているガパオライスのキッチンンカーが開いているうちに買っておきます。

「生姜ガパオライス」1000円をチョイス。

失礼ながら見た目はそれほどでもないののですが、食べると無茶苦茶おいしかったのです。ぜひ次回も食べたいですね!
さて、腹ごしらえもできたところで15㎝F15フォールディッドの組み立て。まだ不慣れで迷う部分もあって40分かかってしまいましたが、何とか明るいうちに稼働開始。

取りあえず組み立て直後の時点では、Nekomeshiさん、yagiさん、マリーチさん、萩谷さんなどの皆さんに覗いてもらうことができました!
暗くなりはじめたところでちょうど満月も上がってきます。

しかしお客さんは少ないですね・・・この時点で子供さん連れの一般ギャラリーが2組? くらいおられたでしょうか。しかし満月の全景を見てもらうと「すごい!」「まぶしい!」などの歓声が上がり、かなり喜んでいただけました。15㎝は山崎式で接眼部の高さが変わらないため、やはり子供さんに見てもらう時は便利ですね。
完全に暗くなってしばらくすると一般ギャラリーはほとんどいなくなった模様(自分が気づいてなかっただけでいたかもしれませんが・・・)
第二星空サイトは眼視で一般ギャラリーに望遠鏡を見せる場所であり、我々はそれを実行するべく事前登録をした上で望遠鏡を持って集まったのですが、その企画はあまり機能しなかったようです。ただし、今回の会場レイアウト自体が意欲的なチャレンジであり、どう転ぶかは誰にもわかりませんので仕方ない面があります。とりあえず現状のやり方ではここにギャラリーが集まらない事だけははっきりしましたので、その貴重なデータが得られたとも言えます。来年以降の会場レイアウトや告知の方法にこれを生かすことができれば「大いに意味のあった空振り」となりますのでそのフィードバックに期待!
さて、というわけで第二星空サイトでは望遠鏡を持ち込んだマニアかその周辺の人たちのみになったと思われましたので、観望はマニア同士の交流にシフトします。
これはutoさんの20㎝重箱ドブ(こんなブレブレの写真しかなくすみません)

組み立て式のトラス鏡筒を一脚で支える方式で、少し操作にコツがいりますが非常にシャープな像を見せてもらいました。
あとは酒居さんの40㎝ドブや、Nickさんの「新兵器」20㎝F8ニュートン、K.FunakoshiさんのQuestar7などいずれも素晴らしい望遠鏡の数々を見せていただきました。
15㎝F15フォールディッドの方も、utoさん、酒居さん、Nickさんじろーさん、superstarの谷藤さん、 D130F5.5さんといった目の肥えた方々に見ていただきましたが「惑星のコントラストが高い!」という評価をいただけたのはうれしかったですね。また、アポダイジングマスクをつけたり外したりのbefore-afterの比較でも明らかにアポダイジングの効果を認めていただき、これらの検証も充実していました。
この2日目土曜日の晩は1日目金曜日より晴れ間も多く、シーイングも少し良かったので15㎝F15アクロマートによる惑星像を割と多くの方に楽しんでいただけたと思います。夜半前には曇ってきましたが、ちょうどそのころ開会式の司会の女性の方が来られ、晴れ間が出るのを長いこと待ってくださいました。幸い何とか雲が切れて見てもらえた時
「望遠鏡で木星とか見せてもらっても大体太い縞が2本見えるだけなんですけど、この望遠鏡で見るとその他にも細かい筋みたいなものがたくさん見えますね!」
というコメントをいただいたのも印象に残っています。
その後はほぼ曇り。日の出光学の宮野さんも見に来てくださったのですが、わずかに雲が切れた一瞬(5秒程度?)を見てもらえたのみ・・・ぜひ今度ゆっくりご覧ください!
その後曇天の中Nickさんと話していたのですが、それがついつい長くなっているうちに・・・ポツリ!・・・雨や! 危ない、危ない、そのまま望遠鏡出しっぱなしで寝たら濡らすとこやった。と言うわけで望遠鏡にシートをかぶせ、0時30分ごろ就寝、2日目終了となりました。
続く!
コメント
コメント一覧 (15)
八ヶ岳星と自然のフェスタの記事を見せて頂きました。
様々な望遠鏡機材(市販品、自作品)があり視野が広がります。
ご紹介頂いたQuestar7他の所有者のFunakoshiさんは私たちが所属
している「すばる天文同好会」の会員です。
月例観望会や市民観望会でもQuestar7が活躍しています。
当方でもライブドアブログで広報活動をしています。
こらからも、こちらのブログを見せて頂き視野を広げ、
また楽しませて頂きます。
uwakinabokura
が
しました
こういうのが有るって知らなかったぁ、メカメカしくて欲しくなりました。
買えないけど・・・。
uwakinabokura
が
しました
この日衝撃は、やっぱりアポダイジング・マスクでした。マスク有無で全く違う見え方が違うんですね、貴重な体験をさせてもらいました。ありがとうございます。
ご紹介いただいたコルキットスピカレンズの牛乳パック鏡筒、実は昨年もこのフェスに持ってきていたんです。一般駐車場でしたが。。。
実は隣のスピカも、私が改造しました。板の中央部に仕込んだメカニカルステージのノブで、鏡筒を前後させ、ピントを合わせるものです。鏡筒後端は、牛乳パック鏡筒同様、アルミアングルで、カメラマウントを固定しています。参考まで。
今年は勇気を出して観望ボランティアとして登録しこの第2会場に入りました。それほど多くはありませんでしたが自作マニア同士の製作裏話の交換ができ、このフェスタに来た一番の収穫でした。次回、シベットさんとどこでどんな機材でお会いできるか、楽しみです。
uwakinabokura
が
しました
返信ありがとうございます。
記載されたURLが私たちの同好会のブログです。
茨城県の北部を中心に30年くらい活動しています。
会員さんには観望派、写真派、科学観測派、機材研究派など
様々な方がおります。
ブログは始めたばかりで不慣れです。
ご指摘のように写真を掲載する際には撮影した状況なども
細かく記載してゆくように致します。
uwakinabokura
が
しました